観光する?いや、食べたい11/9ラオス12日目

※評判の良いチーズナン。生地の余熱で段々とメルティーなチーズへと生まれ変わる

昨夜はあまりの眠たさにフッと消えてしまう感覚で「ああ。死ぬ時もフワッと雲に浮かぶ心地良さで死ねたら幸せだな」とか思い返す始末。眠りが気持ち良かったぁとか言えるってかなり幸せなことなんだなとも実感。

だって世の中(知る限り日本)には眠りたくても眠れない”不眠症”なる病気もあるくらいだからね。それとストレス過多で浅い眠りが続くとか。こと自転車旅でもして身体を疲労させてみれば案外眠れるのでは?と素人なりに考えたり考えなかったり。向き不向きが誰にでもあって、自転車旅に関して言えば不向きな人が多いのでは?とも思う。第一にみんながみんな長期休暇が取れないという社会的役割から発せられる縛りがある。それに本当に自転車に乗るのが好きかどうかが重要。これも生活ツールのために自転車に乗る人が大多数で、趣味としての自転車はスピード重視のロードバイク乗りが多い印象。スピード重視とベクトルが真逆なのが私のような自転車乗り。

それはそうと泊まった宿はこちら

ホテル名:Ali Backpackers Hostel

朝食も5種類から選べてフリーである

と、ここは1日のみのショートステイでチェックアウト。もっと居心地の良い宿を探したい。居心地の良さと宿の値段は比例するので、そこはなるべく安めの宿を探す

次の宿のチェックインまでに時間もあるので、近くの自転車店でパンクした時の修理用パッチの在庫を聞くことに。

結果としては私が求めるレベルのパッチは無かったが店主の人柄がすごく良かったのが好印象

どこの自転車か見当もつかないがツーリング用の自転車も飾られている

その流れで街を取りあえずブラブラと走っては、初めて見るビッグサイズのアボカドに驚く

シェイクにできるとのことで迷わずオーダー

たっぷりのアボカドシェイク。フタの上ギリギリまで注ぐのが特別でもなく常なのだろう。気になる味も抜群に美味しい。

シェイクだけだと持て余すので昼食へ。地元民で賑わう定食屋へとお邪魔する

中国を思い出すオープンキッチンスタイル

多くの地元民が食べてたものと同じものをオーダー。見た目も味もまさに既視感があり中国飯を彷彿とさせる。先ほどのアボカドシェイクを飲みつつ、飯を頬張るとシアワセ〜なひととき。

スープも丁度良い量で飲みやすい。ごちそうさまでした〜

Nokeokoummaneという通りには日本食の店もあり。大阪”ハックチャオ”という店名。ビリケンさんもきちんと飾られている

メニューは種類豊富でどれも美味しそう。ただ安宿一泊分の値段ほどで今の私からしたら高い

日本食が突然恋しくなってきて、晩御飯にでも行こうかなと思ったけれどここはラオス。日本食は母国で食べれるので外したい。そこで歴史的に関わりの深いフランス領だった故の”パン”に目をつけてみた。きっと美味しいはず

と、いうわけでハックチャオの隣にあるベーカリーレストランへ訪問

レストラン名:Le Banneton Restaurant

店内はこんな感じ。今まで見てきたラオスの飲食店とは違って清潔&モダンである

アーモンドクロワッサンをテイクアウトっ

買い出しも完了したので宿へ

ホテル名:Khow Hoop Hostel&Cafe

面白いスタイルの宿である。入り口はカフェでそのまま奥に入るとゲストハウスの入口へと続いている。自転車は営業時間中は外に駐輪(屋根あり) 営業終了21:00ごろには店の中で保管可能。この時点で良い宿

部屋は4Fに位置し、階段を使うしかないので荷物の搬入・搬出は体力使うが許容範囲内。それよりも清潔な部屋に大きめのベッド、各自使えるロッカー、衣服も気軽に干せる共有スペースありと良いとこだらけ。静かだしすごく快適!穴場である。

持ち帰ったアーモンドクロワッサンを食べて、シャワーと同時にセルフランドリーも行う

17:30ごろ 洗濯物を干し終えてから夕食へ。訪れたこちらはパキスタン料理のレストランである。あれ?ヴィエンチャンの観光とかしないの?と思われるだろうが、自転車旅で今まで眺めてきたラオスの絶景以外何も要らないのです。それだけこの国の魅力はオン・ザ・ロードにほとんどある。街中はグルメで楽しむとしましょうっ

自家製バナナヨーグルトラッシー 1.5万キップ(約204円)

タンドリーチキンティッカ 2.5万キップ(約340円)

チーズナン 1万キップ(約136円)

ダル豆カリー 1万キップ(約136円)

日本に居る時から全国にあるこの手のカレー屋さんを調べてはよく行くのだが、ここは評判通りの美味しさ。物価が安い国なのでこれだけ食べても6万キップ(約816円)ととんでもなく安い。コスパは抜群である。

なぜか帰りに店主からスマホ撮影されFacebookに載せてもいいか?と聞かれた。多くの外国人をこうやって撮影してはWEB上にアップしているそうで。旅してるとヒシヒシ伝わるのがFacebookの有無である。やっぱりアカウント作った方が楽しめるのかなあ〜 日々何故か迷うのである

レストラン名:Jamil Zahid Indian and Pakistani Restaurant

さて、宿(カフェ)に戻り、ひと休み

カフェ内はいつもお客さん少なめで静か。これも良い点

4人との相部屋だが、本日は私の他に1人だけ。こんなに素敵な宿が5万キップ(約680円)!引き続き延泊はこちらで。意外とラオスの首都・ヴィエンチャンは楽しめそう。(観光よりも主に食で)

アボカドシェイク 1.5万キップ(約204円)

昼食 1.5万キップ(約204円)

買い出し(プリングルス、洗濯ばさみ) 2.75万キップ(約374円)

宿 5万キップ(約680円)

夕食 6万キップ(約816円)

合計 16.75万キップ(約2,278円)

走行距離 16.5km

積算距離 4872.5km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。