『キミなんで来たの?』10/29ラオス1日目

※この国からの洗礼

KEN
ついに第3カ国目のラオス人民民主共和国(Lao People’s Democratic Republic)に突入である。いや〜この国についての予備知識ないし教えてよ、モゥベア君!
モゥベア
国旗の意味としては赤は自由のための独立戦争で流された血の色、青は国の豊かさ、そして中央の白丸はメコン川に昇る月を意味しているよ。全体的に共産主義による国の統制と団結の象徴だね!
ウォッチャー
1k㎡あたり24人と人口も少なくて国土の約70%が山や森の自然ってことだ。日本の人口密度でいえば335人/k㎡だから相当少ないのがわかるぜ。首都のヴィエンチャンですら人口約70万人ほど。
KEN
お、おう。ってことはそれだけの自然が待っている=雄大な景色が見れる=山道たっぷりってことだな!うっわ〜

14:20ごろ というわけでラオスのイミグレーションへと向かう

スンバラシイ景色!

もっと廃れている建物かと思いきや、案外綺麗である

手続き自体はスムーズに進んだが謎の手数料2$を2回も請求された。$は持ってないので余ったベトナム紙幣(10万ドン)で何とかやりくりする。持ってて良かったが支払いできなかったらどうなってただろう。

なんかちょっとだけボラれた気分だが、まあ良しとしよう。ここから下りに下っていき、ラオス通貨のキップ(LAK)を手に入れなくては!

好調に進む!

川の色は残念だが、山間の川の音が心地よい

16:00ごろ ムアンマイの町へと到着

ラオスの犬は大人しくて友好的

あったあった、ATM!え〜と、カードを挿入して暗証番号打ち込んで、、現金を預金口座から引きだ、、、、、せない?!何故だ?!?!?!他のATM試せって表示されるけど町民に聞いてもココにはこのATM1台しかないと言われる。次の町のムアンクアまで約40km走るしかないか。。16:00ごろ 空腹のまま出発

あ、そうそう、2日ほど前から自転車のハンドルがやけにふらついておかしかったのを思い出し、こちらで締めてもらうことに。何?工具持ってないのかって?(確認したら)持ってました。テへ

どういうことかムアンマイの町を出てすぐにアホみたいなアップダウンが繰り広げられる。写真を撮る口実で登り途中でサボる。子供達がわらわらと寄ってくるが、ラオスっ子はシャイなのかカメラ向けると固まってしまうのが面白い。

子牛に4人の女児がまたがる。牛さん大丈夫??

また固まらせた=カメラ向けた

17:00ごろ なんなのでしょう。もう結構登ってますが。ん?彼方からこの国の声が聞こえる

ラオス『来るなって言ったじゃん?』

ああ、そうか。言い換えれば「なんで来たの?」と疑問に思ってるのだろう。いやここ通ってタイ王国に行きたかとです。すみません

18:30ごろ ついに登り終えた感。登りだけで18kmほど。いやぁ、登りながら心配だったのはカードの磁気が破損して実はATM使えないパターン。こうなるとシャレにならないトラブルとなるのでどうかカードよ、使えてくれ!ここから15kmほど下りが続く

汗かいてた衣類も下りの風でドライな状態に。ATMみっけ!

カードが使える・使えないの話の前にATMがスリープモードってどういうことだコンチクショウ

ほどなくしてATM発見!ん?昼間使ったATMと同じじゃん。使えるか再度チャレンジ…

ィヤッピーーーーー!!無事に使えた!ATM前で本当の本当にの大喜びしたら地元民に引かれたけど、こんなに嬉しいことはない!!これでラオスでの旅を続けれる!

ああ、もうなんでも美味い。謎の草も美味いよ

気づいたらワンコが。なぜかいつも動物が寄って来る(食ってなくても)

ワンコ「気づくの遅くね?脚痺れたってば」

ワンコ「くれよ。その肉」

可愛いからあげちゃった

こうしてこれからもラオスの山道が延々続くのだろうが、いざ走行終了となると本日通って来た道が恋しくなる。散々、小言で愚痴りながら走ったが。

ラオス移民局での手数料 5万ドン(約250円)

ラオス移民局での手数料② 5万ドン(約250円)

合計 10万ドン(約500円)

串焼き×8本とタリマンドジュース 2.3万キップ(約313円)

宿 8万キップ(約1,090円)

合計 10.3万キップ(約1,403円)

※BCEL銀行からの引き出し 80万キップ (11,676円)

走行距離 65.9km

積算距離 4153.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。