テクニカル・バインセオ12/4ベトナム2-3日目

※華麗にバインセオを焼き上げていく様が見事!

本日は100km以上漕ぐことを念頭にサイクリングすると決めた!実際にどんな道が待っているかはわからないが、漕ぐったら漕ぐんだ!

ってなわけで朝食はエネルギー源のもち米!

別アングルではなく、おかわりもした

個人的にこのお茶はツボった!売り子のおねーさんに聞いてみると、

読めないけど翻訳機能を使うと”Millet”と変換。いわば、”きび”である。

心地よい腹持ちでチャージ完了!アップダウンの”ダウン”の開始である

そして平坦路!お、今日は良いスタートではないか!とりあえず40kmほど先の”プレイク”という街まで向かう

…と思いきや、V字ロード

(ヴィクトリーの意味は無い。下って上がるからVの字)

下りは50km/hもの速度が出るから、1h30minほどで”プレイク”に到着。

そして早めのお昼!

ど〜れ〜に〜し〜よ〜か〜な〜

アウトドアでよく見かけるような保冷・保温ボックスにスープがIN!

ズラーっと並ぶ。まさかのワンプレート盛りではなく別々である。オカズも多めだし高そうだが…まぁ、相場より実際に高かった。4万ドン(約199円)

食べてる時に隣の靴屋のショーケース内の”パイダーマンス”な子供靴が気になって仕方なかった。これ “S”の字が最後尾でも最前でも、どっちにしてもパクりだよね。いわば、パクってる本質は変わってないし、変わることはない。面白いし、他のアメコミヒーローのベトナムVer.も見たかったな〜。無いかなあ?マイマンマンとか、ソイティ・マーとか。

早々に食べ終わり、再スタート!今日は雨降らないでね!どんより雲をバックにしたプレイクの街並み

馬車禁止…??

早速の上りの開始!

途中、見栄えは悪く見えるがサトウキビジュースをいただく!これが美味しいんだわ

ここのは最後に塩を一つまみ入れていた。よって甘さが引き立ってより美味しく頂けました。まさに良い塩梅!

横の景色は高原って感じ。

途中、チェーが食べれるところを発見!だが、量が少ない。チェーはベトナム北部がメインだから中部ともなるとあまり良いチェーに巡り合えないかもしれない

そのままの流れでお店オススメの麺もいただく。まぜそばみたいなかんじで上から特製のタレをかけて食べる

最近、最も後悔したのがチョコレートスプレッドのヌテッラをラオスで買っておけば良かったということ。ここの大きなマートにもヌテッラは売ってなかった。ラオスは小さなコンビニにも置いてたのにー!

ちょうど100kmのキリが良い当たりで宿へ!値下げ交渉の末、10万ドン(約497円)でチェックイン!

偶然、宿近くにバインセオ屋さんを発見!お姐さんが次々にバインセオを仕上げていく。同時に6つの鉄板が目の前にあり、それがドラムに見えて仕方なかった。まさにテクニカルメタルドラマーって感じで見ていて感心。

米粉とココナッツミルクがベースの生地にエビやもやしを乗せ、専用のフライパンで焼き上げる。具材は各店や地域によって変わるのでバインセオ食べ歩きも楽しそうである

店内は猫が床に落ちてるバインセオの食べカスを拾い食いで徘徊

おそらく、私が外国人だからの配慮だろうか。予め、野菜と生春巻きと包んでくれている。いやぁ、ありがたい

これがバインセオを生春巻きで包んだバージョン!地元ではこう食べるのね。

うんまっ!!

添付のタレはスイートチリな魚醤と少し薄味のゴマだれ。どちらも病みつきになる。バインセオに合う!

食事をしていると、ちょくちょくちょっかいを出してくる少年がいる。彼は少年アシベに似ている。落ち着かなさと元気さも少年アシベ全開で終始笑いながら食事できた。

お腹が膨れた良い夜。真っ暗な中、宿へ戻る

部屋ではバナナチップスと帰り際に買ったアイスを食べる。毎回そうだが、走行中は色々と思考が重なりすぎて、いざブログに書こうと思ってもほとんどが忘れているパターンである。自転車走行終了時には記憶に余裕ができて、夕食の○○を食べたとか、宿の○○が良かったとかそういうのは覚えている。本日で言えば、バインセオの美味しさと調理風景がテクニカルなドラミングに見えたこと。あの手さばきは本当に見ていて良かったし、ムービー撮ってれば良かったなあ。

朝食(ソイ)×2個 2万ドン(約99円)

昼食 4万ドン(約199円)

ミーア(サトウキビジュース) 7千ドン(約35円)

チェー 5千ドン(約25円)

ぶっかけ麺 1万ドン(約50円)

バナナチップス 1.8万ドン(約89円)

宿 10万ドン(約497円)

バインセオ×6本 3万ドン(約149円)

ケム(アイス) 2千ドン(約10円)

合計 23.2万ドン(約1,153円)

走行距離 102.7km

積算距離 6068.3km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。