風と重力 Pt.3 翼がほしい10/26ベトナム11日目

※何この斜面

昨夜は早く寝たし、体調もOK!本日はソンラという町まで漕ぐぞ〜!

チェックイン後にパスポートを返してもらい、(ベトナムでは滞在中にパスポートを預かる宿が多い。公安の抜き打ちチェックに備えるため)滞在期限をチェックする。さて、私の滞在期限だが、、

10/29までって1日短くなってる。日本人はノービザで最大15日居れるので正しくは10/30まで。ただ不安なので10/29にはラオス入りしたい

そんなこんなで6:15ごろの出発。朝の登校早いな

彼の他にもたくさんの人が往来

私は学校近くの露店でバインミーをいただく

朝なので続々と生徒が集まる

朝から群れる子供達

やっぱり自転車目立つよね

バインミーを更に持ち帰り用に購入して進む。ここから山道スタート

こちらではxoi(直訳:ベタついた米)おこわをテイクアウト

山道での補給はこれで完璧かな?

ぎゅうぎゅうに詰め込まれている子豚を搬送

この辺りから急にやたらと吠えてくる犬達と出くわす。基本、知らぬ存ぜぬ状態でペダルを回してれば追いかけては来ないのだが。

遠目からこっち側向かってくる感じたと恐い(&うるさい)

一点を見つめてくる犬とは絶対に視線と顔の向きは合わせない。犬がこっち見つめてきたら上を向いたりして回避

犬がフロントバッグあたりで吠えて向かってきたら横を向いて回避

数匹の犬に囲まれて、吠えて追ってきたらうつむいて回避(しながら必死に漕ぐ)噛まれてでもしたら、めんどくさいし旅が台無しだから犬がいたら急いで彼らのテリトリーから去るようにしてる。

そんなアニマルランドなベトナムの中で一番よく目立つ動物は牛。犬よりデカいもん。

こちらではヤギの搬送。あと、豚の解体前も撮ってみた(コチラヘ・ややグロ注意)

QL37号線を西へ南へ。道路工事現場にも出くわす

地味にアップダウン

大型車同士だと離合がしづらいのでしょう

牛の散歩

8:30ごろ 1回めの下りである

前方からは牛の大群がっ!

のっそのそ

牛の群れを見つめて何だか楽しそうなワンコ

車も遠慮がちに通る

ここいらで補給

これ食べ終わってから再開だっ!

ああ、綺麗だけどしんどい

重力を思いっきり味わってます

なんでこんなに急斜、、そしてなんだこのペダルの重さ

10:30ごろ とりあえず一つめ目の町になんとか着く

猫がいるスーパーで水を購入

そして早めのお昼に。

料理屋の看板のイラストとリアルな現場が噛み合わない。こんなコック服で調理してる食堂見たことないわ

大体が普段着のTシャツにハーフ丈のパンツにサンダルである

ベトナムであえての魚はまだ遠慮しておきたい

急いで食べて第二の峠へ

12:30ごろ この大きな橋の手前までは割と平坦路が続いてた

そのうち山道になるのは仕方ない。ああ翼が欲しい。。後輪が少し浮くだけで助かるんです。翼をください…

山道だらけなのを知っててここにいる。私が通ってきた道が眼下に見える

腹も減ってきたし力も定められずハンドリングがフラフラ。だが、写真撮影の余力はある。

16:30ごろ ようやく頂上。大体1,000mほどかな?全身汗で濡れまくるって人生初。他のベトナム人に関していえばバッチリ防寒なのにね

それから勢いで下ってソンラまで行けると思いますよね?ところが下りつつも、まだまだ多少のアップダウンありで少し毒づく私

味?まずは空腹を満たすので味は二の次である。辺りが暗くなり始めて笑えない状況に。

ライトがあるから平気だが景色が見れないのが辛い

ほどなくして下山。分岐しているAH13号線をソンラ方面へ向かう

道路の明かりが見えるとホッとする瞬間

結局、ソンラまでは行くのを無しにして、AH13号線入って割とスグな宿へ。値切って15万ドン(約752円)である。

急いでシャワーを浴びながら汗まみれの服を洗う。

国境の街ディエンビエンフーまで残り200kmほど。何だあと2日なら1日100km計算で割と楽じゃん?とは思うが、それは峠など無い時の場合。明日、明後日とまだまだ山道は続くので気を引き締めないと。仮に大雨でも降ったら?とか考えなくもないが不安点はいくら挙げてもキリがないので一先ず休むのが先でしょう。

バインミー×2 4万ドン(約200円)

おこわ 5千ドン(約25円)

水1.5L×2 1.4万ドン(約70円)

昼食 5万ドン(約251円)

オレオ 8千ドン(約40円)

スナック菓子 5千ドン(約25円)

ジュース 1万ドン(約100円)

パン 1万ドン(約100円)

夕食 3万ドン(約150円)

宿 15万ドン(約752円)

ジュース 1万ドン(約100円)

合計 33.2万ドン(1,663円)

走行距離 82.8km

積算距離 3834.4km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。