風と重力 Pt.4 永遠の時間10/27ベトナム12日目

※約1,400mの標高で遊ぶ子供達

目覚めはバッチリ!先制攻撃で早いうちに漕いで距離を縮めたい。ディエンビエンフーまでは約200kmなので100km以上は漕ぎたいところである。というか、絶対漕ぐ!

宿を出てから気持ちの良い下りが続き、思わずテンションもUP!ソンラの町までは山道もなく快適だろう

ここのおこわがベストに美味しい!持ち帰り用にも2つ購入!

学生達も不思議がって朝食を食べる私を見つめる

やっぱり自転車には米である。腹持ちが全然違う。

こちらでもおこわを購入。食い過ぎ?

いや、食いすぎではない。これくらい食べておかないと本日の峠を越す自信がない

小さな町を下って通過

まだまだ下る〜

昨日あれだけ登ったからね。下って当然だよね

ソンラの街近く

8:30ごろ チェー屋さんを発見!

今のうちにたっぷり食べておこう

安定の美味しさである

ソンラの街の中心地だろうか?

この国、ドラえもんよく見かける〜

ほどなくしてQL6号線を通ってるかと思いきや、何と道を間違えて走ってることに気づく!

アホ丸出しである。このまま本来のQL6号線の分岐まで戻ってもいいのだが、Google mapによると別ルートで短縮して行けると判明。よし、そこを通ろう!

ん?

おいおいおいおいおい

とんでもない坂道。。たかが迂回路なのに本番の気分。何をしてるんでしょうか、私

雄大な景色は臨めたのだが散々見てきたような景色。コピペ?

毒づいてようやく登りきって(押して)

いやいやいやいやいや

下り14%で下りても全く楽しくない。下りなんてのは適度な斜度と直線路がベスト。急斜度だとブレーキ全力で握って手は痛くなるし、周りの状況にも必要以上に気を配らなきゃいけない。

案の上、ものすごい角度の下りで爽快感はゼロ。QL6号線にぶつかり、美味しそうな肉を焼く屋台へと

どうやら豚肉のようで。

美味そうな匂いがプンプンするのか子犬がずっと悲しく鳴いてた

ポークいっただきます

手づかみでいただく。格別な美味さ!肉の弾力もあり、脂身も美味しい。味付け、スパイス、焼き加減、どれをとっても私の好み。ああ、完全に蛇足な寄り道登って良かった(ってことにしよう)

平坦な道と緩やかな上り下りで快調

無造作に並べられるトウモロコシ

果たして美味いのだろうか?

12:00すぎ

こういう雄大な巨岩と洗濯物のアンバランスさ

絶対コウモリいるパターン

ネガティブな白雪姫?

シラユキが抱えてるコ、コイツ何?

石化済みのドナルド(?)とドワーフ(7人の小人)もおる

そんなシラユキの写真をケラケラ撮ってて気づけば周りにキッズ達が。ハロー

そんなこんなでここのエリアがイマイチわからんが、

銀行やチェー屋さんもあり、中々いい感じ

これから峠に突入なのでバナナをいただく

こんな美味しいバナナ初めてってくらい濃厚な甘さ。これ誇大していってるわけじゃなくて美味しい。あ、腹減ってるからか。

いきなり走行中に呼び止められてパーティーの参加を促されたが、ここで止まっては最悪国境越え出来ない恐れがあると判断して写真だけ残すことに。多分参加したらかなり呑まされることになっただろう

15:00ごろ 日没まで約2〜3時間である。峠突入

スタートして間も無く、反対車線から1人の男性が。ハノイ出身のベトナム人である。「この先、結構登るよ」とだけ伝わった。

まさかの差し入れである。もう下りだからオッチャン必要ないってこと?

ありがとうございます

さ〜て、今日はブログ上でも愚痴らずに進みたい

9%な坂なだけで疲労度が全然違う!疲れないとかではないが、すごく楽である。

一通り登って見た景色

イノシシの子供かな?と思ったら子豚〜

素晴らしいアニマルワールド(さて、何が何匹いるかな〜?)

牛1頭、豚1匹、子犬2匹、、

16:40ごろ 登ってる時に何を考えてるのかだって?楽しい思い出を振り返ってます

なるべく先の道は見据えずに(ペダルに不必要な力が入るから)前輪から1m先の路面を鏡に見立てて、そこに思い出を投影。

終わりはいつか来るのに、とかく永遠かとも思える時間が流れるこのひととき。子供の無邪気さに癒される

17:30ごろ 何とかクリアー!汗びっしょりで寒気を感じる山頂である。GPSで高度を見ると、、

1,440mと、まあこの旅で初めての記録です。急いでヘルメットにライトをつけて軽くウエアも着て下り開始!

下りは7%や8%の坂でちょうどいい角度。グイグイ下る

やばい。月が顔を出してきた。真っ暗になる前になるべく早く下る

この感覚が味わえるだけで来て良かった

18:40ごろ 無事にチェックポイントのトゥアンジャオの町へと入る。早速値切って宿へ

とにかく肉が食べたいので町へ

焼いてるねえ

んん?!

完全に形として残っている

もちろん頭も残ってるさ…!

一瞬ためらうが食す

これが意外と美味。ししゃもの頭も食べる感覚に似てるかな?

骨も噛むと骨せんべいのノリでバリバリ食べれる。むしろ全て平らげてしまった。とても美味しかった〜

肉も摂れたし宿へ戻る

お決まりのランドリータイム。ディエンビエンフーまで残り約80km。今日は自身の海外旅で一番高い標高を通って来たわけだが、疲れとしては終わってみるとそこまでない。坂道は斜度で決まると実感。とりあえずは明日のために早く寝て、早く起きて攻略を続けたい。

おこわ×6 3万ドン(約150円)

チェー① 1.5万ドン(約75円)

水とカップ麺 1.4万ドン(約70円)

豚BBQ 3万ドン(約150円)

チェー② 1万ドン(約50円)

チェー③ 1万ドン(約50円)

ベトナムバナナ 2万ドン(約100円)

鳥 2.5万ドン(約125円)

焼き鳥×2 1万ドン(約50円)

宿 15万ドン(約750円)

合計 30.4万ドン(約1,573円)

走行距離 125.8km

積算距離 3960.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。