Happiness only real when shared5/30オーストラリアday69

※清掃中!

※ブリスベン滞在3日目

それにしても、ここの邸宅は本当に素敵である。自転車の保管場所と作業場が一緒になってて、自転車の出し入れも容易で、何よりスペースが有り余ってるので開放的である。それにジョンさん&キャロリンさんがツーリングで使うのは、BIKE FRIDAYというアメリカの小径車なのもセンスが良い。

そして、私が使わさせてもらっている部屋のクローゼットには、所狭しとアウトドア用品が並ぶったら並ぶ!!もう完全に個人商店開けるレベルであり、見ているだけでワクワクしてしまう。尚、扉は私が開けた訳ではないのであしからず。

本日はジョンさんオススメのサイクリングコースを1人でブラリ旅しに行くとしよう

※ジョンさんはこの後、買い物へ。

それにしても、買い物用自転車・ツーリング用自転車・ロードバイクと1人3台の自転車を持つ彼ら。合計6台の自転車を所持しているのだが、快適な自転車ライフスタイルとブリスベンに張り巡らされた自転車道を考慮すると、とことん羨ましいばかりである。

だって、こんな素晴らしい自転車専用道がすぐそこですよ?

※Boondall Wetlands(湿地)を通る

これなら誰でも気兼ねなく、のんびりサイクリングできるよね。

Shorncliffe Pier(ショーンクリフィ埠頭)に到着!なんとまぁ素晴らしい海を臨む!

海水も綺麗だし、トロピカルな魚ではないが、小さな魚も所々確認ができる

こんな平和なオアシスなのに、人が少ないところがとても良い。そして、オーストラリアで旅は完全に終わって、安心しているということもあるのか、このまま寝てしまいたい気分である。

※簡易な昼食

そんな旅の終わりに、「毎日ブログを読んでいます。これからも頑張ってください」という趣旨のメールをいただく。このブログは、旅の記録と家族へ向けた安全確認の意味を込めて始めたのだが、他にも閲覧してくれている方の連絡を直に頂くというのは正直嬉しいものである。ただの日記というよりも私個人へ向けた自分が得する情報しかほぼ載せていませんが、これからも宜しくお願いします。

復路はオーストラリアで初めての自転車を電車に持ち込む輪行(りんこう)を行う!駅員さんにはすでに確認したのだが、どこにでも自転車を置いていいのは素晴らしい。が、本当に良いのかという不安も残る。

問題なく最寄りのEagle Junction Station(イーグル・ジャンクション駅)に到着!尚、交通カードはジョンさんから拝借。

そして、次なる目的の国ニュージーランドへ向けて、自転車の清掃を念入りに開始!と、いうのもニュージーランドへの入国に際して厳しい検疫(荷物検査)が待っているのだ。

生の果物や野菜、蜂蜜の持ち込みは不可なのは勿論のこと、テントやグラウンドシートに付着した土や泥も必ず事前に落としておく必要がある。かなり厳しい検査が待っているという事実をジョンさんから聞かされ、一連のアウトドア用品を綺麗に掃除する。バッグは全て洗い、テント類は綺麗に乾燥させる。他のアウトドア用品も、検疫の対象となるものは全て申告する必要がある。もし、申告を怠った場合は、多額の罰金(3万円〜750万円)若しくは、5年以下の懲役を受ける羽目になるという。なんとも面倒な作業であるが、それもこれも外部からの土壌汚染や生態系の破壊を防ぐための最善の策であろう。気をつけます。

一息ついてから広大な庭を散歩。人懐っこい雌のニワトリ達がkawaii。毎朝、君たちが生んだ新鮮卵をオムレツとしていただいてますよッと。

……ふと、思ったのが自分達が食べる食べ物を身近で手に入れる。それを有り難く頂戴するという昔なら当たり前だっただろうこの生活が、現代では物凄く贅沢なのだなと感じた。何も高級な卵が完全に素晴らしいわけではなく、こうやって自分達の手で育てて、手に入れる事こそが食材の有り難みを感じれるのだろうな。何より、自然からささやかに頂く命というものに、心の底から感謝の気持ちが湧いてくる。

夕食はキャロリンさん特製のタイ料理のパッタイをいただく。写真は撮れていないが、使われた野菜は庭で採れた新鮮なもの。TVなんか観ずに、お互いのことを話し合って楽しく夜を過ごす。食後はソファーに座って旅の思い出話し。ささやかな共有のひと時であるが、とても美しい貴重な時間である。ここで私の好きな映画”Into The Wild”(実話)の大好きなフレーズが浮かぶ。

“Happiness only real when shared” (幸福が現れるのは誰かと共有したときだ)

使用金額 0円

走行距離 22.8km

積算距離 18140.1km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。