※積載量やばい
とってもとても早起きした日には、ここにきて初めて使用のガソリンストーブを使って米を炊いてみようと思う。
説明書を読み進めながら着火に成功。
ついでに米もアッサリと炊くことに成功!ジャスミン米だからか炊けるのがすごい早い!もっともキャンプ飯で少し芯が残ってるくらいで不味くて食えないとかは無い。むしろ、野外という特別感が合わさり普通に美味しいんだな。うふふ
昨夜はここの場所に移動した。
片付けを進めながらタイヤに空気も入れようとすると、やたら強靭なトゲをもつ植物を踏んづけたままであったことからオーストラリアに来たのだなぁと実感。パンクはしないでね
出発時は雲多めの日である。そして空気が澄んで爽やかな気候。まったく湿度がないわけではいが、東南アジアで感じた高湿度と比べて、すごくドライで気持ちがいい。
キロ単位で購入したオーストラリア産のネクタリンもここにきて最後の一個。早くどこかで手に入れたいところ。
途中のCunderdin(カンダーディン)の街ではPCの充電を行う。公共サービスの施設であるが、こういう所はすごく有難い。それでも15分以内なら充電してもいいよってことで全然充電できていないが。笑
この後も、IGAと呼ばれるマイナーなスーパーに寄ろうとしたが、うまく見つからず。と、同時に今朝こんなのをGETしてみたので参照はこちら。
見つけたスーパーの前ではサイクリストも発見!!聞けば、私とほぼ同じルートでエアーズロックを観て、アリススプリングスまで行くそうだ。私はアリススプリングスには行かずに、そのままスチュワートハイウェイを下って、アデレードを経由してメルボルンに行こうと思うのだが、まぁルートの話はどうでもいい。
まず彼の自転車を見てほしい。積載量が闇のトランスポーターである。死体でも入ってるのか?やばい。
使用しているバッグは同じブランドのArkelということで親近感が高まる。
クランク部を見ると、なんと彼が使用しているバイクにはPinionギアがインストール!!(このギアだけで20万以上・ドイツ製)
聞けば、スイス人である彼はシンガポールからパースまで飛んで来たそうだ。なんとまぁシンガポールでは同じ宿に宿泊していたり、ルートが同じということもあって彼と共に走ることになった。
そんな彼(名前はNino)は舗装されていないオフロードを走るのが好きらしく、今回もそんな道をわざわざ選んで走るようだ。私はといえば、99%完全に舗装された道路を選んでアジアを終えた身なので、まさにヒヨっ子でそんな道は素人同然である。彼の進むスピードの速いこと、、、恐ろしい
道中、トレイルの工事で先に進めずにハイウェイへ舞い戻る。それにしても、めちゃくちゃスピードが速い。積載量では彼の方が重たいはずなのに、全然スピードが違う。呑気に漕いでいるとかなり置いていかれる。なんてこった
ようやくブッシュキャンプ(野宿)私はここでも彼とのチカラの差を知る
実は、彼は携帯電話を携行しておらず、ルートは紙の地図だけを頼りに進めてる正真正銘のアウトドアマンである。しかも、手作りのシャワーボトルで水行はチャチャっと済ませるわ、調理は凄い手際いいわ、パッキングは素早いわ、自転車とテントは紐で繋げて、自転車にはバイクカバーを被せる。しかもどちらも自然の光景に馴染むオリーブカラーであるのでステルスキャンプ(人に見つからないためのキャンプ)も可能である。一連の流れが本当に勉強にもなるし、目からウロコの連続であった。
ほぼ、キャンプツーリングとしての経験値が0に等しい私からすれば先生と呼んでも過言ではあるまい。そんな先生は既に日本の本州と北海道も周わり終えたという。聞けば、スイス出発して3年以上周ってて、2年はアフリカ大陸、残りの1年はアジアを周ったという!
彼の強靭なエンジンの謎が解けたのはこの瞬間である。想像でしか言えないが、アジアよりもオーストラリアよりもハードな印象の強いあのアフリカに2年も費やした旅である。そりゃ都合よくホテルやゲストハウスなど無いだろうし、生鮮食品やスーパーもアジアやオーストラリア並みにあるわけないだろうと推測。道もしかり。赤土しかないボコボコの道に、フラミンゴがダンスしながら、その脇で象とカバが現地民を踏んづけて殺してる印象しかない。
私の想像力の限界だが、彼はそんなところをほっつき周って(褒め言葉)、旅のスキルを高めていったのだな。そりゃスピードも何もかも同じペースでいけるわけがないっちゅうの!
と、いうことで明日からニノ先生とトレイルを共にします。よって番外編のスタート!
旗 18A$(約1,467円)
IGAにて(アーモンドチョコ) 5.15A$(約420円)
アイス 2.6A$(約212円)
玉ねぎ 1.04A$(約85円)
合計 26.79A$(約2,183円)
走行距離 82.4km
積算距離 12366.6km