※約3週間のサイクリング旅をする親日家のニコラスさん(フランス人)
ラオスという自然たっぷりの地には自ずとアウトドアに興味・関心がある人も多く訪れる。早朝、同じ宿に宿泊した2人のサイクリストと出会う。お二方とも、フランス人で現在は中国・北京に住んでるとのこと。
9日間の休暇でこれから北に向かって自転車旅するそうで。
彼らは宿も毎回ゲストハウスやホテルで宿泊なので非常に荷物も少ない
約3年使用のBROOKS B-17 スタンダードモデル。レザーが思いっきり柔らかくてびっくり。使い込んでいくのを考慮すると革サドル以外有りえないだろう。素晴らしいエイジング(経年変化)に脱帽。
ラオス自体がフランス領だったのも関係してか多くのフランス人がそこかしこに。
記念にパシャり
彼らは私が通ってきた道をこれから向かう。本日はカシの町までなので約60kmほど
ティカフ氏「元気でな!良い旅路をっ」
気づけば宿には野良犬が眠りに来ていた。さて、私もそろそろ出発としよう
8:00ごろ ケンタ君とも別れを告げ、いざ首都・ヴィエンチャンへ
その前にホテルの無料朝食だと足りなかったのでこちらへ
サンドイッチ〜♪
チキンガーリックである(ニッコリ)
21〜22歳位までニンニクなんぞ食卓はおろかほとんど食べた記憶がないが、東京へ上京した時にニンニクを意識的に食べるようになって体力がドンドンついて来たことを実感。本当に大事な食材で愛すべき友。
サンドイッチの後にはパンケーキを。
バナナチョコレートココナッツミルクである
ええ。そりゃ甘いですよ?カロリーも摂り過ぎ?これくらい何のその。漕いでりゃ消費できるのが自転車旅の良いところ。
そんなヴァンヴィエンにある別の寺に寄る
レゴっぽい
今の私(お腹いっぱいマン)
ガチョーーーーーん
The journey has begun!
何とここで昨日のフィンランド人のトゥオモさんと再会。彼はまだ旅を続けるのでカンボジアかタイ王国で会いそうである。レンタサイクルでその場を後にする彼の背後をパシャり。
11:30ごろ 昼休みの学生らがぞろぞろ。さて、ヴァンヴィエンから首都・ヴィエンチャンまではおよそ約160kmほどの距離がある。本日中に無理して走る必要も無いので、とりあえず宿がありそうな町まで走ることに。
ナングム川を横目に通る
おお!なんとまあ旅仕様の自転車ではありませんか!
年期の入った鉄製のフレーム
独特なパッキングスタイル
リアキャリアに3つも荷物を装備
ワタシのデ〜ス
日本ゴッ?!?!
持ち主はこれまたフランス人である。彼は東京都内に4年間も住んでた親日家のニコラスさん。日本語も上手でえらく日本を恋しがってるようで。今回は9日間の旅を利用して素晴らしい景色を見にラオスへ来たとのこと。件の自転車も15年間乗り続けているそうで、物を大事に扱う精神性にも惹かれる
彼のスマートフォンに現地のsimカードが挿さってないので、せっかくなのでラオステレコム社のsimをオススメしてみた
これでどこでも地図が見れてネット検索も可能なので旅がしやすくなりますね
これから北へと進むそうなので、思う存分絶景を楽しんでください♪
あと、山道も…(絶句)
お昼はニコラスさんと出会った食堂で同じ麺を食す。よし!これで走行開始!
15:00ごろ 脇目のダート道と独特な雲のコントラストが綺麗
一応の目的地であるヒンホップの町へ到着。かかる橋は日本の援助で建てたもの
こちらがその橋である
2010年建造ってことは割と最近まで橋が無かったということ?
ヒンホップの町は本当に小さくて宿も高いので先へ進むことに。
途中、地元の食堂へ
私の旗に興味ありな店のご主人
こういうオープンキッチンの食堂にハズレなし!
はい〜フライドライス〜しかも目玉焼きまでのってる!感激したので同じものをテイクアウトでオーダー!
食堂のスグ側の屋台のソーセージも美味しい!
結局、更に約30kmほど走ったところのフォンホンの町の外れにあるゲストハウスへ。値切って6万キップ(約822円)
換気扇の音がランダムで鳴るわ、電灯がチラつくわでちょっと気味悪い部屋である。おまけにシャンプー途中で急にブレーカーが落ちて真っ暗に鳴るというホラー仕様。そんなの求めてない
自転車は部屋内に保管できたし、まあいいサ。ただWi-Fiが無いからブログの更新がロクにできない。っと思ってたら日頃の疲れが溜まってたのかシャワー後にそのまま溶けるように眠ってしまった。この眠りに誘われる瞬間って言葉にできないほど心地イイよね?
朝食 2万キップ(約274円)
昼食 2万キップ(約274円)
宿 6万キップ(約822円)
夕食(テイクアウト含む) 4万キップ(約548円)
合計 14万キップ(約1,917円)
※BCEL銀行からの引き出し 80万キップ(11,703円)
走行距離 91.5km
積算距離 4763.1km