※ハロンに近づくにつれ、雰囲気が変わってくる
6:00ごろ 従業員の生活音でお目覚め。毛布が程よい暖かさで宿で寝るよりも快適でした。さて、外は本日も雨ですか。7:00を目処に準備にかかる。
シーさんが朝ごはんを作ってくれるらしい
フライ返しで、
チョップして卵割り。
バインミーの屋台でも同じ動作を見たが、絵になるアクションで私も習得したくなる
初のベトナム袋ラーメンである
素朴な味が胃に優しい。加えて卵の出来具合がとても好みである。シーさんごちそうさまでした。7:30に奥さんのスイさんに挨拶をしてガソリンスタンドを後にする。場に居なかったオーナーさんや子供達にも別れを告げたかったが、仕事や学校に行ってるのでしょう。みなさんお元気で!どうもありがとうございました。
雨は降ったり止んだり。おまけに車道は日本のように狭く、所々の水たまりや土の塊を避けて走る。
9:30ごろ カムファという町に到着。ここらで補給を
このBBQを1本ください
若いお兄さんだったので、このあたりでご飯(米)が食べれるオススメのお店はありませんか?とgoogle翻訳で聞いてみた。「隣にある食堂でcom binh danがオススメ」と言われる。com binh dan?直訳すると[兵士]という意味である。BBQは隣の食堂に持っていくから中で待っててと合図される。
本当に真隣に食堂があった。
良いね〜。ここで[兵士]なる料理をオーダー。と、いうよりもcom binh danの文字を見せる。
実に雰囲気のある食堂である。
まずは隣のお兄さんがBBQの串焼きを皿にバラした状態で持ってきた。はじめは鳥かな?と思ったが違った。豚である。表面カリカリで噛めば噛むほど肉汁も溢れて美味。スパイスも辛くはなく、ザ・エスニックといった印象。
備え付けに生野菜。今、近所でむしりましたって感じで実に無造作。
ちょっとこの付けダレは口に合わない。なんだろこの味、、
そうこうしてる内に[兵士]登場。お、茹でたてでホヤホヤではありませんか
この刻みニンニクに唐辛子、ナンプラーに近い味の付けダレはベリーグッ!
そして3杯分はありそうなホカホカ白飯。これですよ、これ!自転車には米!そうか、[兵士]なる料理はドカ盛りのご飯に青菜の茹でたやつのことか。
違いました
またオカズを置かれる。熱々の豚肉と豆腐の炒め物。辛くはなくて日本でいう豚の生姜焼きのようなイメージ。ご飯がどんどん進む!
最後にスープも並べてご覧のラインナップ。
のっけてご飯をかきこめばキミもベトナムの[兵士]だ!ベトコンだ!
例のハーブや草だけはごめんなさい。残させてください。これだけ食べて3万ドン(約149円)
満腹でこれから走ろうと思った矢先に件のBBQの店内から先客が手招きしてくる。面白そうで行くと、
アレな予感
やっぱ酒かい!
非常に友好的で朝から酔っ払う現地人からご馳走を振舞われる。酒も4〜5杯ほどは呑んだかな。もうお腹パンパンマン
このままだと先へ進めなくなると判断。記念写真を撮り、熱い握手を交わしてこの場を後にする。
11:00ごろ 雨も止んでHAHAHAHAHAHA 楽しい〜〜
ハロン市に近づくにつれ、世界遺産のハロン湾にそびえる奇岩のような岩の塊が列をなすように並びだす。
あ〜楽しい
雨で泥まみれの足も綺麗にしてあげた(afterの図)
この先のルートを考えて、本日はハロンで一泊して翌朝カットバ島へ行こうと判断!
カットバ島からハイフォン市までフェリーが運航しているが果たしてそれに自転車が載せれるかは不明。ネットで探してもその情報は出てこないのである。
14:00ごろ GIANTを扱うような自転車店を素通りし、
なんか観覧車見えてきた〜!
橋の上からの景色はベトナム感ゼロ
奥にはハロン湾
一気に下る
実はこの橋は日本のODAによる共同プロジェクトで2006年に完成されたばかりのバイチャイ橋という。橋がない頃は当たり前のように車もバイクもフェリーを使っていたらしく、それはそれは混雑で大変だったという。私もこの橋の恩恵に授かれたので両国に感謝である。
そんなバイチャイ側を走る
街並みが一変。欧米人を何組も見る
よくわからないロープウェイもあり、
アトラクション施設へと繋がる
さ、さ、サンワールド!地元に昔あったパチンコ屋の名前ではないか!
高さが足りてないジェットコースター。それだとハロン湾は見下ろせますかね?
このベトコンバンクでは無事にお金を引き出せた〜
さて、本日の目的地あたりで食事を。
バインミーは大のお気に入り!
奥からのそのそとワンコがやってくる
瞳の奥がものすごく優しい。現状に満足してる幸せ犬の瞳だ
少年「ほ〜れ よしよしよし 今晩、食ったろか?」
なぜかバインミーのお姉さんがヘルメットをかぶりだす始末
そんなこんなで更に追加オーダー
ベトナムの肉まん バインバオである。手持ちで食べてたらフォーク使えと言われる
そしてココに来て、初のチェーを食す
大好きな小豆がたくさん!
オババ様「こうやってね、こねくり回して食べるのじゃよ。」
色んな具材が入って美味しい。黒砂糖に近いあっさりとした風味。暑い時に食べたらまた感想が変わると思う。具材の詳細は時間あるときに別の店で色々確かめたいところである。
ほんのり甘いお茶もご馳走様でした。
バインミーのお姉さんはこのあと、私を宿まで案内してくれるという。
可愛い子犬たち。数件の宿を値切ったがどこもかしこも値下げが20万ドン(約994円)までというね。
18:00ごろ バインミーのお姉さんが初めにオススメしてくれたこちらへ
wi-fiもストレスなく早いし有難や
バルコニー付きである
本日、泥に汚れたバッグ類も綺麗にして労いたい
おお!水圧が強い!良い宿です
宿のご主人からオススメのレストランを紹介される
こういうレストランは大勢で行って単品をシェアして食べた方が割安なのだろう。単品価格が宿の料金と同じくらいという。安めの料理を英語が話せる店のオーナー夫妻に注文。
こちら1人分を特別プライスで提供される 3万ドン(約149円)
プリプリしたアサリである。出汁もよく取れてるし、さすがオススメ品!
フライドライスもいただく。オーナー夫妻からは明日もウチで朝食食べてからカットバ島へ行きなよと誘われる。
英語が伝わるのが安心である。では、明日の朝7:00開店にお邪魔します!
宿へ戻り、ネットをしながらブログも書く。気づけば夢の中へ。お休みなさい
豚串 2万ドン(約100円)
[兵士] 3万ドン(約149円)
バインミー 2万ドン(約100円)
バインバオ 1万ドン(約50円)
チェー 1万ドン(約50円)
宿 20万ドン(約994円)
夕食 7万ドン(約348円)
合計 36万ドン(約1,792円)
※ベトコン銀行からの引き出し 100万ドン(5,355円)
走行距離 82.3km
積算距離 3369.1km