ベトナム最大の滝と地元グルメ12/6ベトナム2-5日目

※雨により濁流の滝

本日はベトナム中部高原ルートも中盤戦ってことで休日とした。どうしても見てみたいダライヌアの滝もあるしね。

その前に腹ごしらえで周囲をウロつく。鳥の見本市凄し!

尚、ウサギも食用!この生きたままの動物(食物)を陳列するのがアジアの日常なんだろうなぁ。いかに、日本がアジアの他の国々と全く違う事を思い知らされる。ただ業務用かね?一般家庭でも屠殺するのかな?

日用品もご覧の通り、ズラりとディスプレイ。どこのお店も同じものが置いてある

市場の食堂も覗いてみる。見た感じ麺料理ばっかりなのでここでの朝食はやめておく。麺料理は腹持ちが悪くて、値段も高めで、そこまで気が進まないからだ。

道端で売ってる蒸し芋にしよう。シンプルに蒸してるだけ。素材で勝負っ

ホクホクで美味しい。ラオスでこの手の芋を食べた時は水っぽくて甘みもなかったから期待はしなかったけど、これは大当たり。皮ごと食べて朝から上機嫌。

そのままパインも売ってたのでこれもいただく。

丸ごと1個は多いなと思ってた時に、スクーターに乗った現地人が半分だけ買っていったので、その残りを即買い!食べてみると甘みはあるのだが少し薄めな甘みである。シロップをかなり薄めた感じの甘さ。酸味はほとんどなくて芯まで食べれる

腹ごしらえも済ませて宿へ戻り、バイクをレンタルしていざ!宿のお兄さんがすごくイイ人でレンタル料金15万ドン(約740円)→12万ドン(約593円)にまけてくれた〜!

途中までは明日も同じルートを通るので極力写真は少な目に!

今回のバイクは40万km以上も走ってる長寿なヤマハさん。大丈夫かね?とりあえずガソリン入れてGO!

自転車じゃ撮れないこのアングルもバイクなら追い抜きざまに撮れる

AH17号線から逸れる別の道がダートである

まあバイクだからダート道も屁の河童みたいなもんです。宿から40kmも離れてないのですぐ到着した気分

入口を入ってスグに漂う観光地臭…でも人は全く見かけない。あたりに聞こえるは滝の轟音

レストランはローカルエリアの2〜3倍の価格帯。高いなぁで素通り。

階段を降りて滝の見学スポットへ。どんどん轟音が大きく響いてくるのがわかる

でけえええええええ

Google画像検索で見た時とは流れる水の量が全然違う!もちろん色も濁ってて違う!こんなはずじゃない!

でも、水の量が多いのは迫力があって良い。もう少し近くでマイナスイオンを浴びたい

天空の城ラピュタに出てきそうな大樹の根を見ながら滝の近くへ

見えてきた…ゾワワ

おお!実に雰囲気の良い絵面!聖剣伝説のマナの樹!

ギリギリここからだと水しぶきを避けれるってポイント発見。

さすがベトナム国内No.1の滝の規模!これは圧巻!

5mほど目前には、入水したら死が待つような濁流

洗浄力半端なくありそう…

圧倒的な自然のエネルギーを全身で受け止めて、目指すは吊橋の向こう側!

どうせならチョコアイスでも食べながら行きましょう

尚、滝の水しぶきにより足場は物凄くコンディションが悪い。私は素足だからサンダルごと洗えば綺麗になるので気にしないけど、他の観光客でハイヒールの女性がいたけど大変そうであったな

吊橋に向かう途中の光景

1人だと揺れはそんなにないが、グループ客とすれ違うとグイングイン。これが楽しい

橋の真ん中からの景色もスンバラスイ

ゴゴゴゴゴゴゴ…

よく見れば、濁流に耐えて水面から顔を出してる木々がチラホラ。いやはや、自然同士の力はスゴイ。根を地中深くに張っているか・張っていないかの違いなのだろうか?人間や他の動物(生物)でこの濁流の強さに四六時中耐えれるものは皆無だろう。植物には独特のしなりがあるのか?なぜお前は水のエネルギーを真正面から受けて突っ立ってられる?!

んなことを考えつつ、先へ進む

となりのトトロにありそうな植物のトンネルをくぐる

ちょっと逸れると、ここでもマイナスイオン。この先も進めば”ダライサップの滝”というもう一つの滝もあるのだが、やめておいた。なんだか無性に帰りたくなってきたのである

吊橋の先のカフェにて、

入場チケットに付随してたドリンク1杯タダのクーポンを使い、コーヒーを飲む。そう、バンメトートはコーヒーがすこぶる盛んな街なのだ。

と、言っても私は普段は全くコーヒーは飲まない。もう一つ言えば紅茶も飲まない。食後のコーヒーor紅茶の選択肢を飲食店で求められるとドチラも断るタイプである。緑茶かほうじ茶なら喜んで飲むけどね。と、いうわけでコーヒーの街としてのバンメトートは知らない。

帰りがてら急いで昼食へ!あ。そうだ!昼食とりたかったんだ。滝よりメシ

フライドチキンとターメリックライス?うん!割高だった〜。ちょっと選択ミス!

地元のスーパーに寄ってパンも購入して宿へ戻る!無事に宿へ着いてから洗濯しながらシャワーを浴びる。一石二鳥

まだ16:00だが早めの夕食へ!19:00に閉店してしまう地元民に人気な食堂である。

頼んだのはこの料理”クアンバンメ”である

店員の男の子がザッと食べ方をレクチャー。あらかじめネギの油とエビ粉をまぶした米粉のクレープ(これがモチモチで美味しい)に豚肉、パパイヤの千切り、高菜、パクチーをのせて包んで食べる。

つけダレにタップリ浸してパクつけば…美味しいに決まってるじゃないかー!

ライスペーパー自体は1皿に1枚で1千ドン(約5円)と破格の安さ。食べたらどんどん新しいライスペーパーが従業員から補填される仕組み

巻くのも上達してきた。どんだけでも食べれそうである

途中、豚肉とパパイヤもおかわり。ライスペーパーは21枚食べてお会計。これで6.3万ドン(約311円)だから人気になるのも頷ける!来れて良かった!ごちそうさま!

食べた後はお腹パンパンマンで自転車に乗りながら街を散策。ふと、ベトナムにてロールスロイスを発見。停車してるのが銀行の前かなあと思ったらコーヒー屋の前であった。しかも、調べるとチュングエンコーヒーという有名なコーヒー屋みたいである。最後に私が感銘を受けたチュングエンコーヒー社長”ダン・レ・グエン・ブー”さんの言葉を引用して本日を締めたい。

私はよくベトナム人の国民性を語るとき、亀と龍の例えを用いる。亀は堅実、勤勉な動物、龍は幸運の象徴で、恐れることなく邁進する。全てのベトナム人はこの二面性を持ち合わせていると思う。しかし、夢見ることを恐れて、何が果たせるというのか。行動なくして何が得られるというのか。チュングエンの役割はベトナムの龍となることだ。

亀と龍。。上りと下り。。風と重力。。まさに自転車旅でもある。

蒸し芋 5千ドン(約25円)

パイン(ハーフサイズ) 1万ドン(約49円)

レンタルバイク(YAMAHA) 12万ドン(約593円)

ガソリン(2L) 4万ドン(約198円)

SIMデータ 7万ドン(約346円)

宿 16万ドン(約790円)

ダライヌアの滝(入場料+駐車場代) 3.5万ドン(約173円)

チョコアイス 1.2万ドン(約59円)

昼食 5万ドン(約247円)

チョコパン+チョコ 2万ドン(約99円)

夕食 6.3万ドン(約311円)

合計 58.5万ドン(約2,899円)

走行距離 5.5km

積算距離 6191.4km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。