【あらすじ】かなり横殴りの強風に煽られてもビクともしなかったアライテント。なんだ、意外とシリアスな場面で力を発揮するのだなと見直した。後は雨で濡れたテントを片付けるメンドくささが待つ
嵐のような夜が過ぎ去ると、嘘みたいな快晴が広がるオーストラリア。はっきり言えば夜中の2時までネットをして過ごしていた。疲れてるのか?と言われれば特段今は疲れていない。多量積載の荷物に関しても今はヘッチャラの域に踏み込んだ模様。要は慣れ始めた。
本日も何もないエンプティロードを走るのだが、グレート・イースタン・ハイウェイと呼ばれる国道の脇にはずっーと水道管が並行して続いている。
そんな水道管がPerth(パース)からKalgoorlie(カルグーリ)まで約600km以上も続いているっていうから、当時(1896年ごろ)の建設に携わった人達の大いなる開拓精神と労働力は素直に頭が下がるばかりである。
そう。フロンティアスピリット(開拓精神)と横文字で言っちゃうと、ゲームのタイトルにも出てきそうであるが、どこまで走るかとかは全てニノに委ねている。
ランチ後もひたすら黙々と走る。オーストラリアではこれしかする事ない。じゃなくて、これをやりに来た。懸命に走り、オーストラリア大陸に来て初めての100kmオーバーである。すごく嬉しい。
ちょうど良いCoolgardie(クールガーディ)という街で買い物を済ませることもできた。しかし、買い物(ほんの5分程)終わりに、自転車に戻るとスピーカーが盗まれているというね。。こんな片田舎で盗難に遭うとは、、。全くもってクールじゃない。
悔しいので、閉店間際に再度来店して、店員に防犯カメラの有無や、警察署の場所を問う。実際にカメラに関しては店内のみで、外野に関してはノータッチ。店員曰く、アボリジニーの子供がやったんじゃない?ということ。確証無いので疑わないけども、確かにアボリジニーの子供がたくさんいる。
警察署へ行き、事情を説明して、ポリスレポートを作成してもらおうとするもアッサリと断られる。携帯番号のみだけ控えられての門前払いである。悔しいが、テント設営の時間も迫ってるので(暗くなりつつある)明日再度乗りこむ事にする。
アー。夕陽はこんなに素敵なのにー。自分の迂闊な警備意識の薄さが招いたお馬鹿なハプニングである。こんな片田舎でもアッサリと物が盗まれるってとんだけ盗難大国なんだ、オーストラリア?!
※これからは警戒意識120%でいく
本日も昨日に引き続き、風も強いし雨も降ってきそう。自転車は倒して駐輪。バッグや貴重品は出来るだけテント内に保管。残りの荷物はグラウンドシートをかけて、しっかりとペグ打ち。自転車に鍵もきちんと掛けて厳重に保管。今後はもう何も盗られないようにしたい。
CoolgardieのIGAにて(ジンジャーエール、アイス、チョコ、ウインナー、卵)
合計 15A$(約1,224円)
走行距離 125.6km
積算距離 12721.8km