新たな出逢いのため5/16オーストラリアday55

※暖かな空間

真っ暗な闇の中、清掃に周るレンジャー隊の足音で目が覚める。テントを張ったのは町中にある公共トイレの屋根の下なのだが、昨夜の夜も普通にトイレが使えて非常に助かった。これ町中にあるトイレとしてはオーストラリア国内では珍しいと思う。だって、ほとんどのトイレが夜間は施錠されるから。

本日でNSW州の州都であるシドニーへ着く模様。いや、絶対着かなきゃ。滞在先のケビンさんとマリアさんと約束しているのだし。

※途中、休憩で濡れた寝具類を干す

なので、朝から飛ばし気味のスピードで大都会へと進む。と、いうよりもスタートから下り基調でグングン進める。重力の有難さを感じる瞬間である

積載している食料もバランス良く減らして行く。今日の昼はココナツカレーとロティで完了。

食後も下り基調。どんどん標高が下がっていく感じがする。

ようやく看板が見えてきた。と、同時に交通量も激しさを増す。

本当は右車線に合流して進みたいのだが、交通量が激しく自転車での通行は断念するのが吉と見た。標識にも”ALL BICYCLES”と本線から外れるよう指示がある。

こういう自転車&歩行者専用道路も悪くはない

自転車標識が微笑ましい

高速道路からズレての市内走行なので、ケバブ屋を見つけたので補給をしておきたい

ポテトはSサイズ、ケバブも通常サイズなのに何とボリューミーなこと。しかも、ケバブは日本で食べるものと違い、断然に美味しい。

そして渋滞。シドニーでは当たり前の光景らしい。それにしてもパース→アデレード→メルボルン→キャンベラと主要都市を走ってきた身としては自転車専用の車線がないのが、かなり違和感を覚える。日本みたいだ。

※シドニー市街地まで7kmほど

ここあたりで道を逸れて、滞在先であるケビンさん&マリアさんの自宅へ向かう。約束の時間は18時までに訪問。余裕で間に合うな。

※そして、ここからシドニー生活の始まり

彼らとの出会いの経緯としては、自転車旅行者専用(専用ってのがミソ)の相互扶助無料サービスの”Warm Showers”で出会ったアデレード在住のブライアンさんからの紹介である。てっきり、自転車乗りによる自転車乗りの紹介だと思い、ご夫婦サイクリストと出会えるのかなと思っていたが、普通に違った。彼らは自転車には乗らない老夫婦であった。

マリアさんの温かい手料理。サーモン、ポテト、人参、アスパラガス、ブロッコリー、グリーンピースとどれも美味しい。何よりも、野菜といえば玉ねぎとジャガイモの連続だったので、多様な野菜類は本当に嬉しい

こちらが私がお世話になるベッドルーム。シャワーもトイレもキッチンも付いているという贅沢なプライベート空間!いつまで滞在かといえば、もちろんオンライン注文したライトを手に入れる時までである。スムーズに届きますように。

BUNNINGS Warehouse Bankstown Airportにて(Loctite Superglue) 6A$(約495円)

TC Brothers(Mix Kebab,Chips S) 13.5A$(約1,112円)

合計 19.5A$(約1,607円)

走行距離 121km

積算距離 17107.5km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。