でん×3ぐり返って(破)壊・壊・壊♪12/22カンボジア10日目

※またしても破壊…

宿の青年に『早朝5時に出かけるからな!』と昨夜のうちに勇ましく言い放ったのはいいが、なぜか出発が6:30に。だって5時だと真っ暗だったもんという言い訳をしながら寝過ごしただけの自分がいる。

そんな宿を後にして、向かうは世界文化遺産の”プレアヴィヒア寺院”である。

宿では昨夜の持ち帰り(朝用)を食べたが、米が乾燥してパサパサであった。やはり日を越すとどんな美味しいものでも劣化してしまうのね。

まあ、寝坊もしたことだし普通に商店も開いてるし。新鮮な赤色の牛肉とかこの上なく贅沢な朝食をとるとしよう。

それにしてもこの時期だけなのか、朝方のカンボジアは寒いのである。鍋の湯気で暖をとる

グツグツと煮込まれるスープに豚のレバーらが浮かぶ。レバーは全く臭みなくて美味しいんだよね。

ただ私が食べるのはこちら。牛肉の麺料理である。朝からホッとする温かさと美味しさ。ごちそうさま〜

プレアヴィヒア寺院まで村から約28kmほど!向かい風の中、北に向かっておる

うっす〜らと山も見えてきた!あの先はタイ王国である

ちょうど、プレアヴィヒア寺院らしきものを目視できた

向こうにもある。あれ?もしかしてかなり大きな遺跡なのかな?チケットブースも発見したので早速購入へ。

ここから先は【世界遺産】天空の城 プレアヴィヒア寺院を参照してください。

帰り道も来た時と同じように押して進む。と、言うよりも乗っても速度出せない。下手にブレーキかけすぎてリムが削れていくのも嫌だ。ただ何事も経験だし、ちょっとくらい乗って降りてみようかな?スルスル〜

ヤ…ヤバイっ!!隊長っ!重心が前に偏り過ぎてます!!まさに頭デッカチです!!降ります降りますっ!!降ろさせて〜〜〜っ!!止まれよコンチクショウ

ズっでーーーーーーーーーーん!!!

前後ブレーキを確り同時にかけて、両足で立ち止まるや否や、後輪からフワッと持ち上がりでんぐり返される。転んだのはこの辺。不幸中の幸いで頭は打たなかったが、急斜面で転がる恐怖を味わってしまった。我が身よりも自転車が心配である。

破れ発見!

リアキャリアの天板も曲がっとる!

そしてフロントキャリアも転んだ衝撃で再度ヒビ入り!

帰りは追い風のおかげで平均25km/hもの速度が出せた。早速、キャリアの溶接を依頼することに。

首都プノンペンでも溶接による修理依頼をしたが、今回のお兄さんはきちんと事前に現状を見てくれてる

っと思いきや。。。

仕事早いな!

ものの15秒ほどで溶接終了。早速昨夜のヤキソバで腹を満たしてから〜の、、

点検。穴空いとるたい!

再度、事情を説明して今度は穴を塞ぐように依頼。

大丈夫かな〜??(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

お!直ってる!

②度目の修理時はお金の件で請求してこなかったけど、そんなのいけないと思って気持ちを渡す。いや〜職人さんはすごい!ありがとうございますっ!

そして安心したらまたお腹空いてきた。そのまま昨夜の食堂へ

実に良いポーズ!

すごい中身の濃い1日を終えた感である。今日の往復だけで60kmも漕いでることだし普通に旅をしたのだなぁと思う。本日は滅びゆく美しき石造群と素晴らしい眺望を見て、昔のクメール人に思いを馳せれた。帰りはでんぐり返って破壊のオンパレードだったが、それも本日中に無事に修繕できた。大事な思い出の1ページにもなったし、明日からまた本格的にサイクリングだ!

麺 4千リエル(約112円)

プレアヴィヒア寺院入場料 10$(約1,134円)

コーヒー 2.5千リエル(約70円)

サトウキビジュース 1千リエル(約28円)

パン×3個 1千リエル(約28円)

溶接 計2回 3千リエル(約84円)

ヤキソバ 4千リエル(約112円)

チャーハン 6千リエル(約169円)

パン×2個 2千リエル(約56円)

合計 1,793円

走行距離 61.9km

積算距離 7375.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。