寺院忘れてないかい?12/21カンボジア9日目

※Kulen Prum Tep Wildlife Sanctuary内にて

起床は5:00ごろ。毎回アラームなどかけずに自動的に目覚めるから面白い

宿を後にしてプレアヴィヒア寺院から1番近いスラエムの村まで行くとしよう

地図を見ると、Kulen Prum Tep Wildlife Sanctuaryなる野生生物保護区を通る事に。その前に腹ごしらえだ。

豚肉のベーコンを焼いたものをオーダー

朝イチは全ての食材がイキイキしていて出来立てで美味しさも違う。スープも出来立てのようだ。あまりにも美味しいので同じご飯を持ち帰りようとして包んでもらう

スープは冷めちゃうし必要なかったけども、器用に袋に入れて輪ゴムで口を閉じるテクニックに脱帽。

荷台にEXPEDのバックパックを選んで良かった事は、デイジーチェーン(引っ掛けるとこ)がたくさんあるから物の配置に苦労しない事だ。弁当が綺麗に収まってくれている。

仕切りなおして進む。もちろん更に北へと向かうので向かい風と対峙するのは変わらないが。

重いペダルを踏み込みながら気付くと民家も商店も無い。曇り空が広がり、暑くもなくて実に清々しいサイクリングである。

途中からダート道が繰り広げられる。ここから目的地まで延々ダートを通ることになるのかっ…。こんな道が昔は当たり前だったのだから先人のサイクリスト達には尊敬するばかりだ。

更に重たくなったペダルを踏み込みながらネリネリ進む。先に見えるのは舗装路!それだけでどんなに嬉しいことか!舗装してくれてありがとうございます。陳腐ながら感謝の気持ちでいっぱいである

行程の半分という所で弁当をいただく。椅子も腰掛けれそうな岩も無いので、地べたに座る。

ここで手を汚すわけにはいかないのでスープは宿に着いてから飲むことに。え〜とスプーンが付いてないな…

あった

透明のスプーンでわかりづらいがご飯に埋れている。食べにくそうなサイズのスプーンなので自前のスプーンでいただく。特に雄大な自然ってわけではないが、野外で食べると美味しさも違う。それにここまで来たのは人力でだ。人力というスパイスをもってして、非常に甘美なる昼食時間を過ごせた。

この区間上、初の集落が見えてきた。何だ、商店もチラホラと並んでいるではないか。寄り道はせずにひたすら北上

スラエムの村まで残りわずかっ…!本日中に世界遺産の寺院にも行きたかったが時間的に無理なのでこの村に2泊しようと思う

宿を4軒ほど周って総合的判断でここに泊まることに!2泊するんだし妥協はしなかったかな。ここに来て初の値引き交渉に成功!1$まけてもらったぜ〜

そのまま遅いお昼ご飯へ

プレアヴィヒア寺院から1番近い村ということで宿は平均より観光客向けの値段なのだが、屋台は相場より安いぞ

これなんか3千リエル(約84円)!シンプルながら美味しい

調子に乗って2軒目へ

チャーハンに関していえばスープや漬物が一緒に出てくる店もあれば、チャーハンのみしか出さない店もある。こちらは後者であった。明日の遠足のために、ご飯のみの持ち帰りを頼むも1つ2千リエル(約56円)!明らかにボッタくろうとしてきたので、すかさず適正値段の1千リエル(約28円)にしてもらう。

更に明日の為(多分)の焼きそばを持ち帰りオーダー!

随分と綺麗なガスコンロを使用していらっしゃる。それに作業を見てると、ちょくちょくコンロを拭きながら調理している。とても好印象!何だろ、寿司屋の板前さんの所作と重ねて見た気がする。流れるように綺麗な所作なので味に期待大!

毎回、炭水化物過多でタンパク質をあまり摂れてないことに気づく。BBQでは鶏の足に混ざって、牛のスペアリブも焼いてるではないか!牛肉とご飯を明日の弁当にしよう!そうしよう!

結局今食う

本来は明日の朝食にと思ったが、出来立てをわざわざ明日食べる意味がわからないじゃないか!それにいい匂いもしてるし。うん、ちょっと油濃いかな(笑)でも肉もたんまりあるし(しかも綺麗に別添え!)明日はここに再訪だ!

牛肉スペアリブのBBQもワイルドな骨つきでめちゃくちゃ美味しい。両手使って少しだけ味わったので写真は無し。

本番のプレアヴィヒア寺院よりも何よりも「食」の方で頭がいっぱいになってきてる。明日こそ寺院に行くぞ〜〜!

朝食 4千リエル(約112円)

弁当 4千リエル(約112円)

アイス 4千リエル(約112円)

宿(2泊分) 15$(約1700円)

ヤキソバ① 3千リエル(約84円)

フライドライス 6千リエル(約169円)

白ご飯持ち帰り×2個 2千リエル(約56円)

ヤキソバ② 4千リエル(約112円)

牛のスペアリブ 1万リエル(約281円)

合計 2,738円

走行距離 88.6km

積算距離 7313.3km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。