シェムリアップ道中記12/24カンボジア12日目

※パンクは1回じゃ終わらない…

シュガースポット(黒い斑点)が広範囲に出てきている。それに緑色から黄色へと自然と変わってきた。食べごろなようなので朝からバナナを連続でいただく。

日本のバナナやこちらの良いスーパーに置いてある黄色いバナナよりもコクが強い。ザ・バナナですよ〜みたいなそんな味。

自転車補給におけるバナナのコストパフォーマンスが信じられないくらい高いので、今日もバナナを見つけて買おう!

今朝の朝メシは昨日の昼食を食べた食堂で。カンボジアのある程度の規模の町でよく見るネットカフェならぬ”映画カフェ”みたいなお店。多重音声すぎて集中して観れません

ここのお肉は骨付き肉。思ったが骨付きは食べずらい上に、肉の部分が少ない時にガッカリしてしまう。両手を思う存分、使って食べたくなるし、スペアリブは次から避けようっと。

ではシェムリアップまで約130km走りますかぁ。このシェムリアップという地名の由来だが”シェム(タイ)”+”リアップ(追い出す)”という言葉の並びから生じている。タイ人を追い出したのはフランスであるが、カンボジアはフランスから植民地化される。苦難続きのカンボジアの歴史…。それにしても”タイ人を追い出した”という意味の街名の由来とかタイ人が聞いてて気持ちの良いものでは無いよなあ〜

67号線をひたすら南下

途中でお昼休憩!シェイクも頼んでみた。足元で小動物の鳴き声が聞こえる  \にゃあー、にゃあー/

え?

ニャーニャーうるさいなぁ〜

寄るな×2 しっしっし!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

スーーーーーーん

お?

「お?じゃねーよ」

くださいアピールやばい(肉あげたけど)

あ、シェイクきた。なみなみに注がれててコクがあって美味しい!

チャージした後は延々と似たような景色をさらに南下する

「あ〜景色綺麗だなぁ」とかはカンボジア国内を漕いでる時は思わない。こうして写真で見て、思い返しながらふと思う。

バンティースレイという町のエリアに突入

バナナも覚えたカンボジア語で値切って購入。1$(約112円)

意気揚々と走り出すも、何か違和感を感じる。特に後輪部分

海外旅始めてから7,000km以上漕いで初めての後輪のパンクである

(60分後)新しいチューブに交換して修理完了!

(…2分後)またもや後輪のパンクである

最初にホイールの異物チェックを十二分にしたが見落としていたようだ。チューブの奥に挟まっていたガラスの破片を取り出すことに成功。

チェックが甘かった為に結構大きな穴が空いてしまったが、新しいチューブを使うのは勿体ないのでパッチを貼って応急処置

日が暮れた中、懸命に走る。が、アンコールワットのチケットが無いと入れないエリアに突入。普通の道なのに?!英語の看板で事前に明記しといてよ〜

しょうがないので迂回。国道6号線を通るルートでシェムリアップ入りを目指す!

ようやく国道6号線に合流。サトウキビジュースの氷だけを水筒に入れて、溶かして水にしたもので喉の渇きを潤していく。

市街地に突入する頃には暗くなり始める

もうすぐそこ宿ってところに映画館があるじゃないか〜!滞在中に何かを観たい

有名なPUB STREETも横切る

人出はこれから更に多くなりそうな予感である

正直、この界隈は値段が高めなので、特に観光客向けではないサトウキビジュースを飲む。いつだって30円ほどで飲めるから有り難い。

宿はこちら

ホテル名:ブティックドミトリー高知家-ko chi ke-

計3泊お願いしま〜〜す。受付が日本人の男性だったのには驚いた

雑魚寝のエアコン無しの扇風機のみ!格安ドミトリーだけど清潔であるし、バスタオルが付いてくるし、ウォーターサーバーから無料で水も補充できるし、良いことづくめ!

夜は街中を散策がてらの腹ごしらえ。旅の楽しみの1つが食に関することである。

プノンペンよりもシェリムアップの方が雰囲気も良いし街も程良い大きさでイイね

そして中心街のチャーハンだから割安なのもイイ!この後、付いてきたスープを派手に零してしまい、服がスープ塗れとなる。着替えに戻る。

と、気づけば白ワインやビールを飲んでいる私。写真に写る彼はシェリムアップに3年住んでいるマツモトさんという日本人である。なんと彼のライフワークは自転車ガイドなのである。

しかも私が泊まる宿に彼は”住んでいる”というから面白い!色々、話をして久々の人との時間を共有する

オススメのフルーツシェイクの店やローカル食堂の店も教えてもらいました〜!いえ〜い

早速、一旦は宿へ戻り、、

自転車に跨り、急いでシェイク屋さんへ!

もうマンゴーシェイク一択でしょう!砂糖無しの方が甘さが丁度イイらしいので砂糖は抜いてもらう

いやあ。話に聞いたように濃くて甘い。素晴らしいじゃないか!残りの滞在の間、毎日ここへ行くことにする。明日はアンコールワットの観光を目論んでいたが、飲酒したしゆっくりと朝は過ごしたいので何もしない1日にする。

朝食 4.5千リエル(約126円)

昼食 7千リエル(約197円)

フルーツシェイク 3千リエル(約84円)

バナナ 4千リエル(約112円)

サトウキビジュース×3 3千リエル(約84円)

宿(3泊分) 10.5$(約1,190円)

フライドライス 6千リエル(約169円)

ピザとアンコールビール(ワインは無料) 5$(約567円)

マンゴーシェイク 1$(約113円)

合計 2,642円

※ABA BANKからの引き出し 130$(15,662円)

走行距離 133.5km

積算距離 7590.3km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。