適度にサボる旅も良い。10/24ベトナム9日目

※バイクや車の動きを監視するウォッチメン君

昨夜、私が食したチキンを外のゴミ箱に捨ててたらこの有様。3:00ぐらいからガサゴソと奇妙な物音がしてて軽く恐怖だったが、はて何の動物が骨まで綺麗さっぱり食らったのだろうか?

今日からどんどんとラオス国境まで突き進みます

玉子焼き挟んだバインミーを朝食で提供してもらい、朝の活力源とする

どうやら宿全体で私1人だけの宿泊客だったようで。チェックアウトして出発9:00ごろ

このダー川の橋を越えるとフート地方へと突入。さらばハノイ!

宿のバインミーのみだと足りないので朝食を。

バインクォンをいただきましょう

バイン(Banh)=餅、クォン(Cuon)=巻く、といった蒸し春巻きの料理である

何をトッピングしてるのかというと、細かく刻んだキクラゲ

一瞬でクルクル巻いて仕上げていく

はい、バインクォン

見た目はあまり食欲そそらないが食べると美味。ほんのりモチモチでつるんっとした歯ごたえ。

主役はどっちだっていうほどスープの具だくさん感がすごい。そしてこれは美味い!甘酸っぱいが酸っぱいよりも甘いのウェイトが多く占めて、日本人が好むような味付けである。豚肉もゴロゴロ入っており、地元の他のお客さんはバインクォンをスープに浸してワンタン麺のようにして食べていた

もちろんこのままでも塩気があり美味しくいただけます

ちょっとダートな道路に入る前にフルーツの購入を。

どっさりみかん

日本のように糖度管理されたような利口なみかんとは違い、それぞれの味や甘さが違う。良いか悪いかは別として値段安いし、野性味があって体に良さそう。

動物の搬送もよく見かけた(こちらへ・愛犬家の皆さん注意)

DT316号線をひたすら進む

ところどころの陥没路が非常に進みづらい

道も狭くてゆっくりと通るしかない

12:00ごろ 迂回したがようやくQL32号線に合流。昼食へ

ここの定食はスープがかなり具沢山!ご飯の盛り方も丁寧である!

ほどなくして、米おかわり!(おかずが美味すぎ)

店の主人が「スープもお代わりしろ」とよそってくれた!

そして店の主人の娘さんであろう若いママが私の斜め前に座りだす。子供が私の顔を見つめながら食事を摂る様が大変にシュール。ご飯食べるのが嫌なのか軽く泣きじゃくるとママさんも「ほら、あの人見て」と私を指差すし。完全にオモチャと化す32歳

お腹パンパンマンな状態でアップダウンを突き進む

パンパンすぎて坂道きつい。ふと子犬がいたのでそれ見ながらサボる

ウォッチャー
今日はフーイェンという町までいくんだろ?あと70kmあるぜ

16:00前 確かに今日はフーイェンまで行きたい。ただ後2時間も経てば辺りは暗くなる。好きな夜のサイクリングも綺麗な山間部の景色が見れないとあっては意味がないなと。ああ迷う

そんなこんなでこの雰囲気の良い奇岩が望める町で宿を取ろう。Google mapによるとXOM TANG=村の床(直訳)というエリアになるのかな?

明日は朝早くにQL32B号線へと入る!宿探しがてら町をうろつけば牛の解体を見かける(こちらへ・ややグロ注意)

牛の生解体ショーの斜め前に大好きなチェー屋さん(すごい国だなあ)

チェー屋さんの前にある宿を取る=牛の生解体ショーの並びにある宿である

今日は早めにシャワーして洗濯もしたい

なぜか補助の明かりが妖艶な色

洗濯機も無料で使えたし、がっつり洗ってやった〜。明日はフーイェンを経由してどこまで行こう?そんなの決めないのが私の旅である。

朝食 2.5万ドン(約125円)

昼食 6万ドン(約301円)

みかん×14個 2万ドン(約100円)

宿 17万ドン(約852円)

チェー 2万ドン(約100円)

合計 29.5万ドン(約1,479円)

走行距離 64.7km

積算距離 3710.6km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。