『アイ・アム・ブッダ。』11/12ラオス15日目

※石像よりホンモノ

朝は4:30の起床。荷物を部屋からソロソロと持ち運び、忍び足で音を立てないように事前準備。

昨夜、一緒に洗顔したドラえもんもご覧の通り、スッキリ白くなる

3日間、お世話になった宿を後にする

ここは2Fの共有スペース

部屋には2台のPCが使い放題というサービスもある

色々とお世話になった宿のスタッフのトイさん。とてもリラックスできました〜

7:00ごろ 3日連続の同じ朝食を。

な、なんとガスではなく炭火だったとはっ…

それでは地元流にお粥のアレンジ。右上の茶色の物体は揚げパン(これは無料)

まずはラー油

パーデーク(魚醤)を注ぐ

ラオス醤油も注ぐ

砂糖をちょいまぶし

胡椒はどっさり

最後にライムを一絞り。軽く混ぜて食べると病みつきの美味しさ

食べた後、私はダート道を走る

ん?なんでかって??一旦最後のラオスを良い締めくくりにしたくて寄り道してるのだ。途中、国境へと渡る友好橋も素通りしてわざわざ向かった場所は…

ブッダ・パークという有料観光施設 1人5千キップ(約68円)

有料ってことだが、周りを囲む壁が低くて空き地から丸見えな仕様。決してケチる訳ではないが、物事の視点を変えて、あえて傍観者として外側から見学とする

へえ

ふ〜ん

そうね

ほほう

んで?

ぽりぽり(頭掻く)

正直、なんの感動も心の動きも起きなかった石像群。これはやはり私が傍観者でいるからなのだろうか?いや、本当に素晴らしいものであれば外側だろうが内側だろうが見た瞬間にビビっとくるものである。

ん?奥の方に何かおる

『I・AM・BUDDHA。』

え?

『アイ・アム・ブッダ!』

うわ。まじかこの人

正直、「私は仏陀です」と開口一番に言われて戸惑わない方がおかしい。思考停止を10秒ほど喰らい、ガン無視して御免なさい。とりあえず何者かはわからないが外野から観光客に向けて「アイ・アム・ブッダ」の連呼。

英語で話していた彼は突如、ラオス語かタイ語かよくわからない言語で祈り始める。観光客も近づき、皆で手を合わし始めた。

そして鼻で笛を吹き始め、ひたすら園内を見渡しては観光客に声をかける彼。謎である

欧米人も引っかかる

大事なのは生命の無い偶像や石像ではなく、今を生きる人間の姿だなと認識。彼が何者なのかはわからないが一つ言えることは彼もまた今を生きる人間だということ。そういう意味では仏陀(彼自身)が近くで見れてとても良い気分。

それでは良い気分のまま、ダート道を引き返す

10:30ごろ ここから友好橋へと渡る

日曜日ということもあって車がたくさん、人も大勢いる

出国手続きを済ませ、

こちらで通関手数料を払い、

通関手数料は1.1万キップ(約150円)

合計約30分ほどでラオス側イミグレーションの手続き終了。友好橋を通るのにお金が要るが自転車は無料。

おお。この橋の先にタイ王国がっ!

道路も左側通行となり、PURPLE SKYフラッグも右側に付け替える

このラオス国旗を境にタイ王国へと移る。ひとまずのお別れを。またね

KEN
ラオス北部から首都ヴィエンチャンまで駆け抜けて来たが、大変な山道を乗り越えて来たのでラオスは記憶に深く残る国となった。加えて、手付かずの自然や素朴な人の多さ、無邪気な子供達、その辺にうろつく多様な動物などもありのまま見れたので、物価が少々高かったり、ご飯の量が少なかったりは何のその。気にするに至らず。本当に魅力的な良い国であった。

朝食 1万キップ(約137円)

通関手数料 1.1万キップ(約150円)

合計 2.1万キップ(約287円)

走行距離 35.8km

積算距離 4913.5km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。