風と重力 Pt.9 お尻痛い 3/7インドネシアday8

※後半戦で坂やめれ…

今朝は5時前起床!本日はジャワ島中部の州都であるスマランまで行きたい!ルート検索すると約160km越え!泊まりたいゲストハウスが格安なのも良いね。「ちょっと隣町のスーパーが卵お一人様2パックまで安いから買いに行こうかしら」という世の中の主婦の方と同じ思考である。

雨上がりの路面を見て、本日は雨に遭わないことを祈るばかりである。長距離移動のため気になるのは道中のトラブルである。ちょっとしたトラブルもタイムロスになってしまう

果たして、なぜ私はこうも急いで距離を稼ぐように走っているのかと申すと、それはあまりにもインドネシア・ロードが酷い有り様で自転車でのんびり走ってても楽しいなとは思えないからである。一刻も早く排気ガスの島から抜けたい

ってなわけで朝食の時間!バババッと何でもいいからノッけて胃袋に押し込む!

チープなインスタント麺もいただく!これからアホみたいに走るからOK

すぐ食べてすぐ出発するつもりが、お店の人たちと記念撮影。道は酷いけど、住民はみんな良い人ばかり。

集中して走っているため、走路の写真はいつものごとく少なめ。その代わりお気に入りのチョコアイスをご覧あれ

たまに飲みたくなるA&Wのルートビアの瓶バージョン!通常飲むときはその甘ったるさにしかめっ面になるが、爆走後に飲むとアラ不思議。なんと清らかな聖水でしょうか。みるみるうちに脳がハイになる

※ちゃんと走ってますよ

カットスイカも食す!もう1個食べたかったけど何だかやめておいた

快調に走る!そしてここらでまたも補給!

インドネシア版のチェンドル!ココナツミルクがなんか臭うけど汗で流れ出るから気にしない。ゴクゴク…

さ〜て、見ての通り渋滞である。充填した分を走りましょう!

どこまで行っても街中は渋滞。みんな好き勝手に運転するので、渋滞は要所要所で頻繁に発生するインドネシアである。

バタンという小さな町にて食事へ

ここでもノっけご飯!

ご飯大盛りの呪文”ポースィー チュンボ”を唱える

ミロが混ざりきってない!インドネシアの国民性がここに表れる!(テキトー?)

ここの食堂の奥さんの旦那さんであるウィディアントさん!なんと現在、インドネシアにある発電所の会社で日本人の通訳を担っているらしい。なので日本語ペラペラ

思いの外、色々と話せて楽しかった!あと100kmあります(笑)

お腹は満腹で力が漲る!しか〜し、なんだその暗雲は!!

…と、心配していた雨は降らず。代わりにアップダウンが私を待ち構えていた

途中の休憩では前輪のパンクが発覚。どうりで速度が出にくかったわけだ。バルブの根元からのパンクとか初めてである。新しいバルブはブラジル人サイクリストのペドロからもらった(シンガポールで)チューブを使おう!

ペドロォォォォォォォ!!!!

最初っから裂けてますけど?!また新しいのに換えよう

約1時間のタイムロスをしてしまう。残り70kmほどだろう。坂さえなくなれば良いのだが。お尻痛い

ようやく坂をクリア!もうすっかり夜。待ちに待ったナイトランである。早く着きたいけど何故か平坦路でも16m〜17km/hしか出ない。疲れが徐々に響いてきた…

ようやく!22:00にスマランのど真ん中に到着!ここから宿へ…オシリイタイ

※宿の写真無し

すごく快適そうな宿に着いたので明日もここに滞在する。とにかく今はゆっくりと休みたい。あ〜。よく走った!どれだけの排気ガスを浴びたのかティッシで鼻の中と顔を拭いてみると、墨汁のようにヨゴレている(笑)こんな国道じゃあ〜ヨーロピアンなサイクリストはいるわけないわな〜。というかサイクリストすら見かけない

朝食 2万ルピア(約154円)

Alfa martにて(チョコアイス、クッキーなど) 1.77万ルピア(約136円)

バナナアイス 4.8千ルピア(約37円)

ルートビア瓶 7.7千ルピア(約59円)

カットスイカ 3千ルピア(約23円)

エス・チェンドル 5千ルピア(約39円)

昼食 2万ルピア(約154円)

Alfa martにて(アイス、炭酸ドリンク) 1.05万ルピア(約81円)

宿 4.2万ルピア(約324円)

夜食 1.2万ルピア(約92円)

合計 14.72万ルピア(約1,134円)

走行距離 163.9km

積算距離 11142.9km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。