【番外編】ロマン感じる街に滞在4/2オーストラリアday11

【あらすじ】Kalgoorlie(カルグーリー)に無事着いた私とニノは最安のキャンプサイトにてテントを張り、3日間滞在することに決めた。イースター最終日、ほとんどのお店が休業なので本日は何をしようかしら。

シャワーを浴びての就寝のおかげでかなり気持ちの良い睡眠がとれた。冷気を感じる朝の空気に身震いしながら、早速街へと繰り出すために準備開始。何をしにって?そんなの無料Wi-Fi使ってのインターネットをしにだ!

洗濯物はそのまま。まさにホームレス

電気は盗んでるわけじゃないよ?お金払って使ってる。

※有料で野宿してるキャンプサイト

さて、せっかく3日間もの滞在を決めたので、この街のことを勉強してみようと思う。

※警察署でポリスレポートGET(カードにある番号がそれ)

時は1880年代頃、ここKalgoorlie(カルグーリー)から西に約40kmほど離れたクールガーディー(盗まれたスピーカーの町)で、金が発掘される。その影響で世界中の野心家や移民が押し寄せて、一攫千金を試みる。

銅像の人物はアイルランド人のパトリック・ハンナンである。何をした人物かというと、何もなかった荒野で1893年6月19日に偶然に金脈を掘り当てた山師なんですな。そのまま、その荒野が現在私がいるKalgoorlie(カルグーリー)の街として急速に発展したわけだ。

さぞや、リッチマンになったのだろうハンナンさんに思いを寄せるが、そんなことはない。彼は金脈を見つけた人物であるが、発見してから9ヶ月後には採掘権なる権利を放棄している。そのうち身体も壊し、半ば満身創痍のもと、更なる金脈を探し求めるが、カルグーリーのような大ヒットには恵まれず。往年は「私のお墓で金を使わないでください」という遺言(実際はもっときちんとした遺言を残しています。)を残して死去。81歳の生涯の幕を閉じる。そして、実際に家族が墓石や葬儀にかけたお金は総額5千円程。

今では、彼の名字を冠したハンナンストリートが街の大動脈。彼がこの街を創設した偉大な人物に変わりはないだろう。

さて、この自転車店が私のオーストラリア旅を円滑に進めてくれる頼もしいパートナーとなることを祈る。とりあえずは明日オープンなので明日行かなければ。

昼間は閉館中の図書館前でフリーWiFiを使ってネットをするよう試みる。館内には入れないので外野のベンチに座ってPCをカタカタいじるのである。図書館のWiFiは(外から繋いでいることもあって)弱くて使えたものじゃないので、私が使っているTelstraのフリーWiFiを使用!至極便利!!

夕食時はキャンプサイト内の調理場でクッキング!途中、ニュージーランド人のおっちゃんが合流。かなりのお喋りな人で(しかもウ●チの話多め)結構辟易した。日本人同士の会話でも、そんなにベラベラ話さない私からしたらおっちゃん達との英語での会話は苦労したー。てか、私のヒアリング能力の限界が見えた。ほぼ、何伝えたいのかわからなくて終始困惑したわ。あ、そもそも伝えたいことなんか無いか。ただのお喋りタイムなだけだし。

そんな会話に入れない私でも、おっちゃんが肉を焼く姿を見てとにかく楽しむ。既に缶ビール何杯目か知らんが、酔ってるのか肉を焼くのがダイナミックで適当(笑)まー、野外調理でBBQなんで、肉なんか焼ければ問題ないのだろうが。と、いうことで明日からようやく通常日。長かったイースターも終わりで嬉しい。明日は買い物したり、自転車店行ったり忙しくなりそう

バナナ×4本 6A$(約490円)

ヘーゼルナッツチョコ 4A$(約327円)

プリングルス サワーオニオン 4A$(約327円)

合計 14A$(約1,143円)

走行距離 14.5km

積算距離 12788.5km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。