私のお宿の前で立たないでください6/4ニュージーランドday4

※景色が見え隠れ

土管の中で快眠を貪る中、強烈なライトの光が顔面めがけて放射され、叩き起こされる。

Oh…。

警察官かレンジャー隊かよくわからないが、とりあえず話の内容に耳を傾けるも、何言ってるか3割ほどしか掴めない。ふと時計を確認すると、まだ0時30分!これが朝方4時や5時なら撤収して出発できるのだが、就寝が22時であるから、約2時間しかまだ寝ていない。

余計に英語が耳から遠ざかる。かろうじて、「ここから立ち去るべき」なのと「以前、日本人がここでテント張ってパトカー連行された(笑)」ということと、「図書館」というキーワードは聴き取れた。

気を使ってテントを張らずに、土管にしたけど遊具だったからマズかったのかな?土管で眠るのは小学生頃からのワンパクな夢だったのに、見事に阻止されてしまった。兎にも角にも、図書館でなら寝ていいよとお墨付きを頂いた(多分)ので、再度眠りにつくために移動である。寒い寒い

図書館真横の廃屋のテラスにて野宿を再決行!国道沿いでトラックも通るが、このくらいの騒音なら平気で爆睡可能である。

が、しかし!町のチャイム音(学校で聞くキーンコーンカーンコーンの音)が大音量でうるさすぎる!せっかくの快適な眠りへの扉を開いたと思ったら、毎分15分毎(!)に、けたたましい鐘の音でその扉は閉ざされる。睡眠も自ずと断片的に。終いには毎時1時間毎には素晴らしいドラマチックな鐘のアンサンブルをこれでもかと浴びせられる。ああ、今やっと1時間経ったのか、、、。と、およそ睡眠を取る態度の者が決して思わないことを何度思ったか。

んで、準備をし終えて、チャイムの鳴る方へと行ってみた

※立派な騒音マシンですね

というか、大らかなニュージーランドが待ってるのかと思いきや、夜中も15分毎にチャイム音とかどうなの?住民はそれでいいのか?

それでは、本日もよろしくお願いします(と、毎回、自転車に語りかけてます、ほんとに。)こういう一声が大事だと信じたい

子ヤギ可愛いな。食べたいな。裸で寒くないのかなぁ。

この先、1号線を南下するとルートが大幅にズレるので79号線を通る

昼過ぎにGeraldine(ジェラルディン)という町に到着!

日中も気温が上がらないので、チェダーチーズやウインナーを持ち込んでも冷たいままなのは良いね!これは冬の利点だわ

※さーて、ランチ ランチっと!

BBQコンロの上で自前のガソリンストーブを使っての料理!やっぱり直火だと湯沸かしも肉焼きもスムーズでいいね!あと、公共のBBQコンロが1NZ$と有料なのも初めて見た!

NZで初めてのアップダウンを繰り返す

斜度自体は緩やかなのだが、所々で急角度になっている。山というより丘かな。というか、寝不足が祟ってかなり眠たい。なのに、ペダルは踏み込み続けなきゃいけなくてキツイ+眠いのWパンチが私を襲う。あゝ

標高421mあたり。

※この辺りの開拓者のMackenzie(マッケンジー)さんの銅像

着いた町はFairlie(フェアーリー)という小さくても整理された好印象の町である。昼食をたんまりと取ったので夜は食べず。キャンプ地も良い場所見っけ。今晩は誰にも起こされずに平和に眠っていたい。

countdown Ashburtonにて(Choco) 3NZ$(約232円)

freshchoice Geraldineにて(Choco,Eggs,Cheese,Snack) 13.2NZ$(約1.019円)

合計 16.2NZ$(約1,250円)

走行距離 97.5km

積算距離 18400.9km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。