風と重力 Pt.13 全ては経験値となりて6/23ニュージーランドday23

※10ヶ月で2万キロって響きが良い

これまでで一番標高ある場所での目覚めとなったので、とんでもない凍りづけになるのではと思っていたが、全然そんなことなくて。朝から余裕のクッキング開始!

※Taupo(タウポ)まで107kmだとさ

多量に食物摂れるので、消化器官や内臓は弱っていないのだろう。なんだろ、上半身が相変わらずダルい。脚やお尻に関しては全く平気。ピンピンである。

時刻は7:00前。これからDesert Road(デザートロード)へと突入開始である。今はまだ薄っすらと暗いままだが、これから徐々に明るくなり始めて、綺麗な景色が見れたら嬉しい限り。

ほ〜ら。薄っすらと明るくなり、、、

明るくなってるか?

※おお!なんだあの山!

実は、このデザートロード周辺はTongariro National Park(トンガリロ国立公園)という世界遺産に指定された場所で、The Lord Of The Rings(ロード・オブ・ザ・リング)で主人公達が指輪を捨てに行く滅びの山のロケ地としても有名である。

※Manawatu-Wanganui(マナワツ・ワンガヌイ)地方からWaikato(ワイカト)地方へと!

いやぁ。嬉しいな〜。大好きな映画のロケ地をこうして自転車で横切れる幸せ。

と、言っても見えている山は、トンガリロ国立公園にある3つの内の1つであるRuapehu(ルアペフ)山である。標高は約2,797m。語源のルアペフはマオリ族の言葉で「爆発する穴」などの意味がある様でして。

まさかなぁ。ニュージーランドの北島で1,000mも上るとは思わなかったなぁ

とりあえず、ルアペフ山は綺麗に見れた!さてさて、滅びの山は??

頂上を越えたので下りばっかりかと思いきや、普通に下りベースのアップダウンが待ち構えていたというね

おお!あの雪山が滅びの山だ!!

※滅びの山ことNgauruhoe(ナウルホエ)山

映画ではもっと高さのある様な山に見えたが、実際の高さは2,291m。

な、何にせよですよ、わ、私は大満足でございますわよ。

…フロド(主人公)とサム(下僕)が紆余曲折の中、指輪を火口に放り投げたラストシーンを思い出すのだけども、それに倣って、私もツマラン自転車乗りのプライドを捨てようと思う。そんなもの足枷にしかならん。

※ほんっと路面が悪い

こうして指輪を捨てに行く旅は終わったのだが、帰国への旅はまだ続くのです(雑)

頂上からTurangi(トゥランギ)の町までは、下り7割のペースで進めた。快晴の下、ランチブレイクしよっと!

ラムラムラム(^^)

食後はヨーグルトでしょ(^^)

普通にNZ産の柿が美味しい!kg単価6NZ$(約456円)で割高だけど。

午後は、NZ最大の湖であるTaupo(タウポ)湖を望みながらのサイクリング

お日様も温かいし、風も心地いい

※シンガポールと同じくらいの面積を誇るんだって

それはいいとして、どんどんと風が強くなってきたじゃないか。漕ぎにくい

で、町の手前には必ずある峠。ここは日本ですか?

さっきまで元気だったのに、この長坂のせいでまた体調おかしくなり始めたぞ

でも、この瞬間は嬉しい

タウポの町から南へ10kmほど下った地点で、

ようやく20,000km!!

いや〜、たった10ヶ月なのに色々な経験してきたなぁ。私としては、年単位で海外を放浪している感覚なのだが、まだ10ヶ月…。人生なんでもできちゃいますね、こりゃ。

でもって、自分の自転車旅のスタイルを随時アップデートさせていくことにする。もうね、ひたすらコンクリの道を車と並走しても、然程面白さを感じなくなったとです。楽しいけども、日本出国前と明らかに変わった価値観は、何が何でも自転車で制覇しようとしないことかな。疲れた時は楽しても良いし。色々な交通網を利用しながら旅自体を楽しむのもアリかと。

ようやく、風と対峙しながら、タウポのi-Site(インフォメーションセンター)に到着。

かくかくしかじか、、、(脳内で昭和のドラ●もんのOPイントロ流れる)

ハイ、バスコプター(^^)

グングングン♩とっても快速♫道路右衛門〜♩

本当に速すぎて、軽く恐怖です。タウポ – ロトルア間の約80kmをたったの1時間ですよ?自転車なら1日がかりなのに…

今回は少ない乗客のおかげで、自転車を難なくラゲッジスペースに収納することもできた。通常なら、前輪を外したりして、他のお客さんのスーツケースも退かしたりして、ウマく収めるらしい。

こんな瞬間移動で安全に運んでくれた運転手さんには、本当に感謝しかない。

そして、直営のYHAへチェックイン。土曜日の夜ということもあってたくさんの宿泊客!でも、どうしても2泊して英気を養いたい

身体全体が只今、ボーっとしていて熱があるのがすごいわかる。そういえば、バスの社内でもここのホステルでも、やたら咳き込んでる人が多いな。私は咳は全く出ないけど。

肝心の休養部屋だが、6人部屋は狭くて圧迫感があったので4人部屋に変更。しかし、上段ベッドしか空いていない。使い勝手悪くて避けたいのだが仕方ないな。

とにかく!!絶対にこれ以上、体調不良でこじらせたくないので、ネットで一番効果があると謳われている粉末材を購入!その名もLEMSIP(レムシップ)!

うんうん(^^)ほのかに甘いレモン味で美味しいじゃん?こんなんで効くの?

…飲んで数分後

身体中を襲う眠気と倦怠感。すぐにでも横になるべくベッドへ逃げ込む。そして、身体の芯から吹き出すマグマのような熱さ。熱い熱い。なんだ、これ。効いてるのか、逆効果なのかよくわからんがとにかく熱い。そうやってうなされて眠るのも経験ですね。

NEW WORLD Turangiにて(Bread,Lambs,Chicken Bars) 9.2NZ$(約699円)

Chicken Kebab BBQ 10NZ$(約759円)

InterCity(Taupo-Rotorua) 22NZ$(約1,671円)

YHA Rotorua 4Beds Dorm 2Nights 36.8NZ$(約2,795円)

Pak’nSAVE Rotoruaにて(Lemsip,Apples,Persimon,Yoghurt,Snacks) 23NZ$(約1,747円)

合計 101NZ$(約7,671円)

走行距離 114.5km

積算距離 20013.6km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。