ガソリンください3/25オーストラリアday3

「ありがとう!行ってきます」

翌朝も朝食をご馳走される。ポテトも玉子のスクランブル具合もちょうど良い。キャンプ料理をするにあたってジャガイモや卵の購入はしておかないとな。一緒に出されたネクタリンという果実もフレッシュで美味しかったです。ごちそうさま!

時刻は9:30ごろ 家主のマーティンと共に2日間お世話になった部屋を後にする。彼からは本当に色々なことを教わり、そして助けられた。彼のおかげで準備万端でオーストラリア旅の開始である。

また会おう!マーティン!

出発してすぐに補給の意味も兼ねて、海外初のSUBWAYに寄ってみる。購入したのは日本で買うサイズの3倍もありそうな特大サンドウィッチ!値段も3倍近いけども。

積載した食料と10L以上もの水でより重くなった自転車を漕ぎ進める。道路はスーパーワイドでクリーン。自転車レーンもあって気分良い。

但し、向かい風がとんでもなく強い

※休憩時

Perth Hillと呼ばれる丘あたり。ただいまGreat Eastern Hwy(グレート・イースタン・ハイウェイ)を走行中。上りが続いて向かい風の中、大変である。

昼時には、牛肉がなんか臭うSUBWAYサンドウィッチを頬張りながら休憩。そういえば、アジアでは一度も使わずに済んだガスバーナーの為にガソリン補給もしておかねば。

何店舗かのガソリンスタンドに寄るも、”専用の携行缶でないと入れられない”と断られ、同時販売のジェリー缶(5L)の購入を勧められる。ただ、専用の缶を売りたいだけなのか?はたまた、私が持参の専用携行缶が専用品に見られてないだけなのか?

※ちなみにガソリンはPetrol(ペトロール)やUNLEADED91と呼ばれている

食い下がって駄々こねても良いのだが、この先にもたくさんガソリンスタンドがあるし、まだシビアに考えなくても良いや。もし、NOが続く状態ならバーナーに携行缶装着した状態で「I’m really hungryyyyy!」って連呼してやる。

朝食時にいただいたネクタリンが美味しくて初めてのColesにて購入。併せて、今後必要な水として更に1.5Lの水を2本購入。

降ったり止んだりする雨の中、完全に本日の走行する気力が無くなる。”WikiCamp”と呼ばれるオーストラリア大陸内のキャンプ地やレストエリア(休憩場所)を網羅した有料アプリを使ってキャンプ地を見つける、ちなみにキャンプ地は無料のところを選んだ。

ガソリンがないので手持ちのマッチと小枝などで火を起こすことにする。いよいよ、これが毎日のルーティンとなるのだろうな。

いや、しかしアウトドアでの調理はロマンがあるねぇ。本日は全く距離も進んでないし、空腹でもないので、簡単に袋ラーメン・チョコレートパンにしておく。チョコレートパンは食パンにヌッテラを塗っただけのものである。

ちょっと水が多すぎたかな?

スープは飲みやすいようにカップに注いで飲みきる。簡単であったけどもこうして料理するのも楽しいよ。創り出す楽しみというか、全ての舵切りは自分の手のうちにある。そんな気にさせてくれるのが料理だな。味付けも盛り付けも食べ方も全部自分の好みだし。この後も引き続き、炎を燃やしながら遊ぶ。

そうこうしてるうちに、辺りは真っ暗で、炎も弱まってきた。軽く片付けをしてすぐさまテントへ。

SUBWAY 10.9A$(約879円)

Colesにて(水3L,ネクタリン1kg) 5.4A$(約435円)

合計 16.3A$(約1,314円)

走行距離 41.9km

積算距離 12197.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。