【旗】HC WORKS(Osaka) – Purple Sky

私は日頃から、リカンベントというタイプの自転車にも乗る。(リカンベントってこんなの)そのご縁のおかげでHC WORKSとも長い間お世話になっている。リカンベントという自転車は、寝そべって漕ぐタイプの自転車で、至極わかりやすく極端に言えば、ソファに腰掛けて、斜め45度に背もたれを倒して、両足を前にしてペダルを漕ぐ感覚である。自転車の中でも、マニアックなリカンベント専門店がHC WORKSである。そして、購入したフラッグはリカンベント用である。(他にもトライクという自転車タイプもあるがここでは割愛)

リカンベントには大まかにハイ、ミドル、ロー、と3つのタイプに分けれるのだが、いずれも乗車時の『視線の位置』である。ハイなら高め、ローなら低めといった感じ。どっちにしろ普通の自転車(ロード、MTB、ママチャリなど)よりも低い位置での走行となる。そうなると車やバイクからの視認性という意味では、旗をなびかせてアピールすることがまずは重要。私はこれをどうしても世界旅行に付けていきたかった。付けていくには旗をセットするための穴もこちらで用意しないといけない。心配無用。そこは計算済みですでに穴は用意できている。(旗差しの穴はこちら)

※お供のウォッチメン君(別売りというより自分で付けた)

旗のブランドはPURPLE SKY。何故にPURPLE(紫色)かは謎だが、形容詞の他の意味として<帝王の>や<華麗な>の意味合いもあるらしい。帝王の旗、華麗な旗、いやあ、カッコいい。加えて私の大好きな[Made in USA]であり、カラーラインナップは確か4色ほど。中でも、この黄色がやっぱり視認性の意味ではダントツかなと。私はこれをチョイス。いつだって安全に走行したい気持ちがあるからだ。

差しててポールが折れないのか疑問に思われてもこれは大丈夫と言える。ぐにゃっと力づくで曲げても折れないくらい強度があるグラスファイバーを使っている。そこらはヘビーデューティーにモノづくりを考えるアメリカらしさ。そんなことで折れてはいけない。実際、東京を走ったときにはあまりの強風で車体のバランスを崩して、旗が飛び、複数台の車に踏まれても傷こそ付いたが折れる気配など微塵も無かった。強度は実証済みである。

何にせよ、旗というのは男心をくすぐるアイテムだと思う。なびく旗に刻まれるシンボル。世界中の国旗もそうだが、そこに何かの意味を刻むということは、信念や存在をアピールすることに他ならない。日の丸の日本国旗を見ると、私は日本人であると誇らしくなる。自転車に旗というのはマストアイテムではないにしても、長期間乗る時にどこかロマンを常に与えてくれる最高の嗜みの1つであるというのが私の旗に対する見解である。