ホーチミンにて Pt.3傑作12/12ベトナム2-11日目

※新作ピクサーアニメの”COCO”(リメンバー・ミー)良かったぁぁぁ

本日はホーチミン滞在日最終ということで、朝から市場巡りへ

ホーチミン市内で一番有名なベンタイン市場に来てみた。もっと活気があってガヤガヤしているかと思いきや、閑散とした印象。時間は7:00で遅くはないはず。ひょっとして早すぎた??

観光客で散策している人を見かけない

地元民はここで食材を調達するのだろうか

予めカットして小分けにされた野菜類のバラ売りとか珍しい

これだけの肉がまだ余ってるってことは来る時間が早すぎたのだろうか。活気づく市場が見たかったなぁ。

昨日から他人のブログを参考にホーチミン市内のチェー屋を食べ漕いだのだが、ここもその内の1つのお店である。

市場の中にあるから安めかなと思いきや、まさかの2万ドン(約100円)!しかも氷入りは2.5万ドン(約125円)とか何だよ、その細かい計算は!肝心の味は薄いし、一番ここがオススメできない。と、いうかベンタイン市場の食堂街は全体的に高い!店の前を歩けばスグに店員から勧誘されまくること自体が観光地ってことですな。なんか、ガッカリ。もっとベトナムは無愛想で「お前来んのかよ」みたいなオーラがある方が楽しい。

と、いうわけで早々に市場に見切りを付ける。で、彷徨った末にこちらの屋台へ

着席するといきなりオシボリが置かれる。これは罠で有料。おそらく10円くらいであろう。日本の感覚のままいくと条件反射的に使ってしまいそうだけど、ここは使わずにスルー。地元民も使ってないしね。

肝心のご飯は豚肉が柔らかくて美味しい。値段も3.5万ドン(約175円)。テーブル上にあるお茶は無料なはずなのに、会計時にお茶代をせびってきてそれには抗議した。だって、初めに店員から”Free!”(無料)って聞いてたからね。

映画館へ向かう途中、ソイ屋さんを発見。ここでお腹いっぱいにしといて、映画館で高いポップコーン(映画代と同じくらい)を買わないようにしたい。

…ジロッ。

姐さん「何撮ってんのよ」

パカ〜

「撮るならきちんと撮りなさぁ〜〜い」

ここではなんと何も言ってないのに5千ドンまけてくれた。やっぱりこういう屋台が最高である。学んだ。

さて上映まで後30分

日本公開は2018年3月なのでかなり早めに観ることになった今回のピクサーアニメ。映画代が格安って良いよね。その点は本気で海外が羨ましい

9:25分に上映かと思いきや、まさかの入場開始時刻であった。

一番後方の9番シートへ。これ全席カップルシートみたいになってるけど、満席の時に横に変なオッサン座ったら嫌だな〜って思った。え?それ私ってか。

スクリーン遠いっ!

まさかの小ささである。そして観客も少ない。ベトナムではアニメは子供が観るものという風潮が根強く、大人はほぼ観ないんだとさ。上映前にベトナムのCMが流れ、スターウォーズやジュマンジの予告編も流れる。ここら辺は日本の映画館と似ているパターン。

(エンドロール突入)

すぐさま明るくなって多くのベトナム若人が離席。いや、エンドロール中に余韻に浸るとかゼロかい!

肝心のこの”COCO”(日本でのタイトルはリメンバー・ミー)はとんでもなく面白かった。舞台となったメキシコでは歴代興収ぶっちぎりの1位を記録!ピクサー史上No1との呼び声も高いが、それは個々人で変わってくるだろう。私は音楽のパワーにいつも勇気づけられているし、先祖の存在も身近に感じるので大好きな作品である。日本ではアナ雪ほどのヒットはしないだろうな。まず、主人公が歯抜けの有色人種(男)だし、相棒の犬も人気マスコットになるような可愛さが足りない。何しろ骸骨キャラが多くて、陰気に捉えられそう。ただ、お決まりの本編上映前の短編作品にアナ雪の続編がたっぷり22分も上映されるので、ある程度まで客足が伸びそう。いやあ、本当に良い作品だったなあ

前回のディズニー作品”モアナ”は女性が主人公なのにディズニー初のロマンス無しの海洋冒険物であったが、今回は原題の”COCO”の名の通り、ミゲル(主人公)のお婆ちゃんの名前がタイトルにされている。いわば、どちらも主人公は女性で有色人種である。これは世界の流れが白色人種から有色人種まで視野に入れないとやっていけなくなるとの判断か?それに男女のラブ・ロマンスも無くて、主軸は家族との絆、自分の信念や自分の夢に向かっての物語にシフトしてきている。もう世界は人種とかそういうことは関係なく、性別も越えて、あらゆる多様性を意識して生きていくのが必要なんだろうな。

日本のアニメはジブリしか観ないし、日本の漫画も好きじゃないけど、なぜかピクサーとディズニーは琴線に触れるんだよなぁ。

と、このヒヨコちゃんを見た後にサイゴン中央郵便局へ行こうと思い始める。

目の前に見えるのはサイゴン大聖堂

こちらがサイゴン中央郵便局。郵便局なのに観光客が多く、写真を撮っている人ばかり。何故なのか?

フランス統治時代の名残があってか、建物設計はエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルであるとのこと。

ほう。そう聞けば何だか写真に収めたくなりますな

絵葉書は家族と恋人、あとは師匠とトモダサイクルに。

切手デカすぎ(差出人名が隠れた)

お次は3日連続で来店したイオン系列のシティマート!

道端では美味しそう〜なスイーツを!Chuoi Nuong Voi(バナナ焼き)

温かいココナツミルクをたっぷりかけて食べる超絶品のスイーツ。

食べてると日本語ペラペラなおっさんが寄ってきた

笑点(笑)

彼の名はマリオさん。帽子まであのマリオであるし、名刺もマリオが書かれている。完全に本名じゃないパターンだが、彼はホーチミンで色々なガイドを行なっている。日本人相手に商売しているようで日本語ベラベラ。

はい、チーズ。ってボケとる!

自転車旅じゃない時にお世話になります♪

マリオさん曰く、この辺りは日本食レストランも多いし、シェラトンホテルもあるから治安良いけど、私が泊まっているエリアは下町だから自転車盗難には気をつけてねっとアドバイスを受ける。

そんな市内の中心部だけども屋台は普通にある

ボッチエ〜ン^^

うん!安定の美味しさ!

明日でベトナムともお別れなので手持ちのドンを徐々に上手に計算して減らしていきたい。夕食はそんなにお金がかけられない事実。

ここのバインミー1万ドン(約50円)と激安。これを夕食にしよう!

そして馴染みの店で最後のチェー。ありがとう。チェー

ぐるぐるにかき混ぜたあとの図。美味しいチェーは氷と具材のバランスが調和されている。しかもココナツミルクがしっかりと濃いのもポイント高い。これでホーチミンを思う存分楽しめた。やってたことは自転車漕いで食べるだけなのだが、街の散策も兼ねて景観とサイクリングも楽しんだつもりである。少しだけサイゴンっ子になれたかな?さ〜て、明日はカンボジアに行くぞ!

宿 10.2万ドン(約509円

朝チェー 2.5万ドン(約125円)

朝食① 3.5万ドン(約175円)

朝食② 2万ドン(約100円)

絵ハガキ×4枚 2万ドン(約100円)

切手×4枚 4.2万ドン(約210円)

G7コーヒー×2箱 3.72万ドン(約186円)

バナナ焼きココナツミルク 1万ドン(約50円)

ボッチエン 2.5万ドン(約125円)

バインミー 1万ドン(約50円)

最後のチェー 1.1万ドン(約55円)

合計 33.72万ドン(約1,684円)

走行距離 17.8km

積算距離 6602km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。