※ベトナムの国旗デザインはかっこいい
と、いうわけで無事に国境を越える。この後、ベトナム側の入国審査だが特に手荷物も降ろさずにそのままスルーして良いと手招きされた。その際、係員から「AJINOMOTO!JAPAN!AJINOMOTO!」とベトナム人からの第一声がまさかの味の素であったのには大いに笑った。大型バスの乗車待ちのベトナム人からも「AJINOMOTO!AJINOMOTO!」の掛け声をいただく。国のイメージは第一印象で決まるが、第一印象はフレンドリーさとAJINOMOTOに決まってしまった。
遠目で見ても日本人ってわかるのかな?さてと、手持ちの残金441元(約7,478円)をベトナムドン(VND)通貨に換えたいところである。
ついでにATMが使えるか確認。カード挿し込んだ瞬間に自分のフルネームが表示されるのにはびっくりである。何回操作しても上手く引き出せないし、諦めて両替所を探すことに。
銀行のガードマンに聞き出してこちらへ。レートも聞き出してないが早速両替えで。
じゅっ、じゅっ、じゅうまん?!100,000VND(以下、ドン)が15枚?!
合計1,500,000ドン!急にお金持ちになった感じ!
150マンを財布の中にしまっておくのが怖い(実際は約7,378円)
ベトナムに来てからネットの呪縛からも解放されたので、至る所で販売されているSIMカードを買おう。販売所には大体が看板に「SIM」と書いてある。
ここはよく分からない売りつけ方をされたのでスルーすることに。尚、ベトナムの商品の充実度は良い
とりあえず屋台で空腹を満たす
フライドチキン 25,000ドン(約123円)
二度揚げしてくれたが中心は冷たかったという。衣が食べ応えあり!
他にもローカルフードをいただく
ここではお米に何かをのっけてくれる模様
ソーセージみたいなウインナーみたいな?でもってお米はもち米!これがモチモチで美味しい。ベトナムの米うまい!
もち米弁当の並びにはこの屋台。お姉さんが慣れた手つきと軽い足さばきで次々に調理していく
ほほう。どうやらサンドイッチのようなものか。
うまそうな目玉焼きも入れちゃうという。
私もオーダーする。
これが本当に美味しい!具沢山でスパイシー。ボリュームもあるし、何より作りたて、出来立てで素材がイキイキしてる!
横にいたお兄さんからお茶をご馳走される。
そのまま仲良くなりWeChatのIDも交換!そして帽子をかぶった彼にバインミー(上記のサンドイッチの正式名)をご馳走してもらうことに!Cam on ban(ありがとうございます)
中国でよく見たのはただの馬だったがこちらはペガサス。空も飛べるぜという優越感?
ベトナム人のこの国旗に対する思い入れは強いようで至る所にこの国旗を目にする。日本で日の丸がたくさん見れる場面ってそうないような。
simカードがやっぱり欲しくて立ち寄るはこちら
無事に購入。購入したのはViettel(ヴィッテル)というベトナム国防省関係企業の通信事業者のSIMカード。どうやらSIMカード自体にはインターネットするためのデータが入っておらず音声通話のみ。データは別売りとのこと。SIMが10万ドン(約492円)データ容量2GBの購入が5万ドン(約246円)であった。私の場合はノービザ入国なので、ベトナムは最長15日までしか居れないし2GBで充分でしょう
店員さんがパパッと設定などしてくれます。問題なくストレスフリーな速さで繋がる
先へ進むと子豚の丸焼きを発見。話を聞くと18万ドン分 (約885円)からの販売ということ。十分安い。それでもその値段だと1人じゃ間違いなく食べきれない量が出てきそうだから何とか1人分で食べれないかお願いする
5万ドン(約246円)で左足をいただくことに!ありがとうございます。
タイミング良かったのか出来立てホヤホヤをいただけそう
何と約600g!自転車旅だから食べれるけどこの量で250円ほどって安すぎる
どうぞ召し上がれ
味付けはシンプルな薄味。でもって肉質は柔らか。全く豚臭くなくて脂っこくもない、皮はパリパリしてハーブの香りが効いている。
お兄さんが豚の中に詰め込んだレモングラスも取り出して小皿に盛ってくれる
どうやらこのコンビネーションで食べると美味らしい。少し酸味のあるスパイシーな塩ダレ調味料にチョイづけで食べても美味しい。
箸だと豚足部分は食べづらいのでビニール手袋で手づかみで食す
こちらは豚のお腹から絞り出した豚のエキスやハーブやスパイスの付け汁であろう。これまたクドくない味わいである。
豚の肉の塊を見ながら食すと満腹になるのも早くなる。全て完食した頃にはお腹が張ちきれそうである。
食べた分だけ動いて消化させよう
まさかベトナムがこんな寒いとは思わなかったってほど寒い。自転車を漕いで発熱させているから多少の寒さは大丈夫だが、バイク乗りのベトナム人達はダウンジャケットとか着込んでいる始末。
ベトナムでもガソリンスタンドのお世話になる(主にトイレ)
宿の看板を発見。ゲストハウスや宿はNHA NGHI、NHA TROと表記されている
反対車線にもある
もう少し行った先にもあったのでこちらに泊まることにしよう
ベトナム宿は縦に長いのか面積も限られていてエレベーターなどもないのかな?自転車は1F部分の入り口付近に置くことに。そしてお姉さんが翻訳アプリで会話を仕掛ける。どうやら通常15万ドンだが夜間のチェックインなので20万ドン(約988円)とのこと。
とりあえず、wi-fiにも繋ぎたかったので初のベトナム宿はこちらに。天井も高く冷房ありだが無しで全然OK。室内も寒いくらいである
壁に穴が空いてて眼下には階段が見える。要は丸見えである。しかも、シャワーのお湯の温度は低すぎてほぼ水。加えてシャワーの水の出がしょぼしょぼ。中国でもシャワーには不満があったが、ここまで突き抜けてくれると笑えてきて慣れるしかないと切り替える
宿のお姉さんからは温かいお茶もご馳走に。
これからハロンやハイフォイ、首都のハノイに向けて走る日々。そして、ここハイハイの町で眠りにつく。
フライドチキン 2.5万ドン(約123円)
もち米弁当 2万ドン(約99円)
バインミー ご馳走になり候
Vittel SIMカード代 10万ドン(約494円)
SIMデータ量 1month/2GB 5万ドン(約247円)
豚の左足 5万ドン(約247円)
宿 20万ドン(約987円)
合計 44.5万ドン(約2,197円)
※モンカイ市内にて両替え 441元(約7,478円)→1,500,000ドン(約7,378円)
走行距離 35km
積算距離 3215.8km