世界は広いぞ1/5タイ2- day7

※本当に色々な自転車屋さんがあるのね〜

昨夜は2人して0時過ぎに就寝。起床は7時ごろでラフで美味しい朝食をご馳走になる

ベルギーの洋梨のジャムである。タイでは売ってないらしく、帰国の度に購入しているとのこと。味に洋梨感があまりないがサッパリとした甘味でとても気に入ってしまった。

さて、我々はこれから近所の自転車屋に向かう。

エイドリアンさんの自宅からほど近くに、ユニークな自転車店がある。

その名も” THE ADVENTURES OF KANGAROO”という旅に特化した自転車店である。

しかも、しかも、しかもーーっ!兼ねてから実物を拝みたかったCO・MOTION CYCLESの取扱店でもあるじゃないかぁぁぁ!

ずらりと並ぶ自転車フレーム。メーカーは様々だがSurlyが多めな印象。ここでCO・MOTIONに関して色々聞きたかったが、時間が惜しかったので一旦は諦める

完成車の販売か?と思ったが、お客さんの自転車だったり、オーナーのJoさんの息子さんの自転車だったりも並ぶ。

ちなみにエイドリアンさんもここの自転車屋さんは知らなかったみたいで初訪問。オーナーのJoさんは大の自転車好きで旅も好きなのが伝わるとても感じの良い人だ。ついつい長話になってしまう

その後、自分では全然気づかなかったフロントブレーキシューがこんなにも擦り切れていたことを指摘される

そのまま新品を無償でいただき、交換もお願いする

ブレーキシューを交換がてら、フロントリムの摩耗に関しても交換が必要か聞いてみた。どうやら交換したほうがベターとのこと。

と、いうわけでJoさんのお店でフロントリムの交換を依頼することに。2012年から同じリムを使ってきたわけだしね。そろそろ交換しておいたほうが良さそうだ。しかし、”Sun Ringle Rhyno Lite Rim”は在庫がないので、代わりにオランダの”Sputnik”というメーカーの強度のあるリムを購入。

スポークはSAPIM製だが、以前使用していたG13のスポークは在庫がないので、一般的には十分な強度があるG14のスポークを採用。

再度、夕方に自転車を持ち込む約束をして次の目的地へ

(走行中、エイドリアンさんのスピードが早くて焦る32歳)

約4kmほどで東南アジアなイメージが無いキレイな自転車屋さんに到着!

私の目的はグローブの新調である。また失くしてしまったから…

そしてJIROのZERO IIのグローブがここで手に入るなんて!値引きもしてもらい、即座に装着!

そうして、エイドリアンさんの後ろを追いて行く。

到着した先は”Central Plaza Bang Na”というショッピングモールである。

モール内で食事を取るらしい

ちょっとバタバタの流れで今1つ理解できないまま、フードコートの中央カウンターにて100バーツ(約352円)支払い、カードを手に入れる

どうやらこのカードで支払いを済ませることができるらしい。いわばプリペイドカードですな

グリーンカレーとロティという揚げたパンのセットをいただく。

モール内に来ている人は中〜高所得者といったところなのだろうか。少なくとも今までのローカルな市場や食堂で見かけた服装をした人達をこの中では見かけない。平日の昼間だしね

蝿もたかっていないし、ゴミも散乱していないし、野良犬もいない。日本にいると至極普通な感覚だが、東南アジアだとこのギャップが面白く感じられる。

さて、次は別のエリアへ自転車で移動してマッサージ屋さんへ

2人して1時間コースの足マッサージを選択。初のタイマッサージ!普通に気持ち良くてほぐれた〜〜!

どんどん色々な場所へ連れ出してくれるエイドリアンさん!

チキンステーキも安い!60B(約211円)

※ノリノリなエイドリアンさん

ステーキを食べながら夜の歓楽街へ繰り出す計画を思い出した…

今朝「いや、女の子と遊ぶ気は無いですよ」と伝えて、「大丈夫。見学だけして帰ろう」と返事を貰ったが、果たしてどうなることやら。何も起きないことを祈る。

初のBTS(Bangkok Mass Transit System)である。バンコクスカイトレインとも呼ばれる。響きがかっこいい!

何故か運賃は”硬貨”による支払いしか対応していないというショボさ

車内は日本と変わらず清潔で広い!ああ!この経験だけでも何か嬉しい!

そのままAsokという駅まで20分程で到着。クリスマスはもう終了したのに何故かクリスマスツリーが放置。

うん!ゴミゴミしていて、都会な印象もあるけど住みにくそうなエリアだな!

夜の歓楽街のカウボーイ通りへ。パタヤではこの類の通りは自転車で素通りしたが、今回はエイドリアンさんの指導の下、どこかの店舗で呑むことに!

まずはここへ行った。The Dollhouse。店内は写真撮影はもちろん動画も撮れない。中に入ると過激な衣装スタイルの女性がクルクル回る回転台の上で妖艶なダンスを踊り、客を挑発・誘惑しているという空間であった。店内の客でアジア人は私だけ。あとは中年の欧米人のオッサン連中ばかりであった。こんな空間あるのかーっとボーっとしながら、ただビール呑んでエイドリアンさんと会話をしていた。

次の店舗へ。店内は先ほどのドールハウスよりも殺風景。1人のレディがエイドリアンさんの隣へ座る。私含めて会話が始まるが、周りのBGMがうるさいのとレディの英語発音が難解で聞き取れなかった。しかし、エイドリアンさんとレディは難なく会話をしているところから単に私の耳が悪いだけか・ヒアリング能力に問題があるのだろう。とかく、通り全体がBGMガンガンで騒がしくて私には合わなかった(やっぱし)

通りを歩いていても”食”には目を輝かす始末。

“エロよりお肉”である

次はNANA PLAZAと呼ばれるエリアへ。ザッと店内をチラ見して後にする。限りなく女性に見えるオカマやモンスター級のオカマもいたりで見学する分には面白かった。

ただ、エイドリアンさん含め、他の欧米人はコミュニケーション能力が高いことを改めて痛感。誘ってくるレディやオカマにも1言、2言添えて断っていた。(しかも気の利いたコメント!)

これ私ならガン無視で素通りである(笑)

他のアジア人旅行者(韓国人や中国人、日本人など)も私と同様にガン無視ばかりが見受けられた。

※別のまともな酒場にて(エイドリアン氏、酔っぱらう)

こうやって見ず知らずの女性とダンスできるとかDNAが違いすぎて面白い。酒に酔えない私からしたら羨ましいのかそうでもないのか。

この後は黒人女性軍団から恐怖のアプローチを受けるが、エイドリアンさんは酔っ払ってグダグダ(笑)。しかも、常々「He’s my son(笑)」と私のことを指差すので、興味の矛先が私に向けられる。

「Hey,You ! Let me know the truth !(ホントのこと話しな、青二才!)」と、これまた巨体な黒人女性が迫ってきたので、大慌てで逃げてタクシーを拾い、エイドリアン氏を乗せて、真夜中の帰宅となる。

とにかく貴重な体験ができて良かったのと彼のコミュニケーション能力を大いに見習おうと思った夜である。

Giro グローブ 890B(約3,129円)

昼食 100B(約352円)

フットマッサージ1時間 200B(約703円)

マッサージ師にチップ 20B(約70円)

フロントホイール新調(Sputnik Rim 36穴 3cross+SAPIMスポークG14+SAPIMニップル+工賃)2300B(約8,087円)

夕食 60B(約211円)

BTS Bearing〜Asok 48B(約169円)

BAR① 100B(約352円)

ビーフケバブ 70B(約246円)

マンゴー 50B(約176円)

BAR② 178B(約626円)

合計 4,016B(約14,121円)

走行距離 26.4km

積算距離 8274.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。