It’s a small world ! 2/25シンガポールday1

※ガブガブガブっ…!

ウォッチャー
高速道路のようなハイスピードな道を抜けてようやくシンガポール入りだな
モゥベア
お決まりの国旗はコレ。サンスクリット語で”ライオンの都”を意味するシンガポール。赤は全人類との平等、白は美徳と純潔さ、五つの星は進歩・正義・平等・平和・民主主義を表してるよ。イスラム教の象徴の三日月マークは5つの星のそれぞれの誓いを支えてるよ。
KEN
ライオンの都という響きはカッコいいな!シンガポールはおそらく短期滞在で、インドネシアとの繋ぎのための入国だけど都会も大好きな私からしたら魅力的よね。物価が日本以上に高い国みたいなので、財布と気持ちも引き締めて攻略したいところである。
ウォッチャー
そうだな。あとは引き続き、高速道路走行に気をつけて走れよ。
KEN
オッケー!ではどんなイメージか掴めないけど、とかくお金がかかりそうなので、飛んでいくお金の国シンガポール編としてスタート!

バイクの後をそのまま追いていけば「自転車はここのレーンは通れないでっせ。別のレーンに行ってはいよ」と言われるも、事務所に移動させられ無事に入国スタンプをもらう。

再度、渋滞のバイクレーンに紛れ込む。どうやらこの先で荷物検査があるらしいが、私の7つもあるカバンも全て確認されるのだろうか?

荷物満載の自転車をふと見た係官の女性は苦笑いを浮かべ、そのままスルーさせてくれた。どうやら自転車旅行者はスルーみたい。まあ、貧乏ゆえにノーマークの強みですなガハハ

さーてと、引き続きハイウェイを走りますかね!

なんて気持ちの良いハイウェイなんだ…

気持ち良すぎて気づくと、シンガポール動物園へと来ていた

パンダいるの?!?!まじ?!?!

※誰や〜このおっさん誰や〜

早速、入場料を確認。33シンガポールドル(約2,676円)は確かに割高であるが、動物大好き人間の私は幾分の迷いもなく現金を引き出す。

さっきまでエントランスに居た中国人の団体はすでに園内へ行ったようだ。春節最終日の今日で、しかも日曜日だから物凄く混んでいるかなと思ったら案外そうでもなさそう

周りを見渡せば無料のウォーターサーバーがあるではないか!マイボトルに思いっきり水をセーブ!こういうエコ意識なところはすごく素敵!早速この国に惚れてしまう

園内も日本の動物園と全然違う!周りを囲むのは緑・緑・緑っ…!ロケーションが完璧ではないかぁぁぁ!

いざ、園内マップを凝視!限られた時間の中で私が必ず拝みたい動物達は、、、

まずは絶対的英雄のカバ子さんっ!

ほほう

コビトカバって小さいね

いや、でかいわ

(水中の魚はDr.フィッシュかな?)

真のアニマルキングの象スケにも会いたい!

ボーーーーん

男の子の永遠の憧れであるサイたんも脳裏に焼き付けたい!

平和だなぁ

オーストラリアにいるらしいツリーカンガルーもこの際出逢いたい!

爆睡。

それでは、その他の様々なWILD LIFEをとくとご覧あれ

ボーーーーん

ボーーーーん

ボーーーーん

※なんかおる

しかし、日本の動物園と違って息苦しさの無い爽やかな動物園である。これは檻や柵の無機質な造りが無いからだろうか。それに動物の独特の匂いも無くて、コレが先進国シンガポールの動物園なのかと感心してしまう。

※ライオン♀

似たような感じで、北海道の旭川市にある旭山動物園があるが、1度しか行ったことが無いので記憶が薄れているが、1stインプレッションはこっちの方が革新的かな!

爬虫類館にも行ってみる

お寝んねクロコダイル

えーと、こいつなんだっけ?何かのワニ(適当)

ボーーーーん

ボーーーーん

特定のエリアではマジで動物放し飼い。神戸にある神戸どうぶつ王国みたいにその辺にいる

近寄っても逃げもしなけりゃ威嚇も無し。尚、触れるのは止めておいた

んで、なぜかこんなところにコウモリ!

マジで翔ぶ時、5秒前

日本と中国にしか生息しないタヌキもこんなに近くで見れた(ガラス越し)。なぜか中国人団体がタヌキを見てフィーバーしだして、タヌキのみならず私も同じ心境に陥る。

最後の締めは不自然な体勢で餌を食わされるコモドドラゴン!

…とめっちゃ楽しめたシンガポール動物園!動物園側が用意するレストランのクオリティは期待しないが食事へ。

う。うん。

※その後は宿へ

どうやら高速道路は自転車走行不可のようで、道中パトロールしていた高速道路の警備車に注意されて、下道へ移動。警察に見つかった場合は200SGD(約16,219円)の罰金のようです。

無事に宿泊でお世話になる”ツリー・イン・ロッジ”と呼ばれる宿に到着。自転車旅行者は半額で泊まれるサイクリスト御用達の宿である。館内には多くの海外サイクリストの写真やメッセージがあり、日本人自転車乗りの写真もチラホラ。約6年間の間で200名ほどのサイクリストと会って来たオーナーのSKさんも自転車愛好家!色々な話が聞けて楽しい!

そして、まぁ、なんとカンボジアのアンコールワットを一緒に周ったブラジル人サイクリストのペドロとも再会!彼は27日にフィンランドへフライトして、それからフランスへと行くらしい。世界は狭い!

色々な出会いの話を聞いてるうちに、夕食へと誘われたので喜んで参加!

ここに来てチキンライスを!

※左下がSKさん

久々に日本のASAHIビールを飲んだが、諸外国とのビールの違いが全くわからず。ただ、諸々の話を聞けてとても楽しかった。印象的なのがインド人女性の早口英語が凄くてついていけなかった点。まじ早口でいつ息継ぎしてるのか不思議に思うくらいだった。ただ、周りはそれに合わせて理解していたので私の耳が馬と鹿なだけである。

改めて宿へ戻る。自転車乗りのオーナーさんが展開するこちらの宿、長期自転車旅行者が必要とする装備品も多数扱っている。隠し扉の中には消耗品のホイールやチューブ、その他のパーツ類がたくさん!

「正直、この仕事に変えて得られるお金は減ってしまったけど、心の充足や様々な国のサイクリストと出会える刺激には代えられない」と熱く語るSKさん。とても親切でサイクリストのニーズを把握しているその対応は、そういう気持ちから湧いているのだろうな。

チューブとマラソンタイヤのツアープラスという最新モデルを購入。尚、会計は後々でいいとのこと。なんか凄くゆっくりした宿だなぁ。約3日間の予定の宿泊だが、長居しても良いくらい良い宿である。

シンガポールZOO 33SGD(約2,676円)

昼食 9.9SGD(約803円)

夕食 4SGD(約324円)

合計 46.9SGD(約3,803円)

※DBS BANKからの引き出し 200SGD(17,187円)

走行距離 30.9km

積算距離 10533km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。