【履物:2】ARC’TERYX – Arakys Approach Shoes

いわゆるアウトドアメーカーが出す靴というのは、どれも派手で街履きとしては少し気後れするデザインばかりであるが、このアークテリクスが出すアラキスシューズはベーシックなカラー揃いで見た目がとても良い。ましてや私が選んだLight Totem/Sharkという色は滅多に見ない黄土色の靴で渋みがあって好きである。

メーカーの位置付けとしてはクライマーが岩場やボルダリングまでのルート上で使用するための靴らしく、簡単な登山道や岩場ならこれで平気ということ。ま、そんなの全て無視しての街履きとして購入。そもそもがアウトドアフィールドで使うことを念頭に設計されてるので随所に役立つポイントが散りばめられている。

こう簡単につま先部分がグニャっと曲がるので指先が使える感覚も残り、非常に歩きやすい。同様にカカトもペタンコに踏んでも大丈夫な設計なのでちょっとした時はスリッパ代わりにも使える。

足のニオイ対策も簡単にインナーが取り外せてその都度、洗濯していつでもクリーンに履ける。

特筆すべきはこのVibram社のメガグリップ。濡れた岩場でも問題なくグリップ力を発揮。そのまま街履きとして当てはめるのはナンセンスだがグリップ力の大きさは私の靴選びの指標の1つとなっている。

アッパー生地自体は防水ではないので雨の日はあまりオススメできない。