自転車旅行者割引き?無い無い(笑)6/13ニュージーランドday13

※Hokitika(ホキティカ)には着いたけれども…

誰もまだいないキッチンにて朝食を黙々と作る。ラーメン、ベーコンエッグ、ピザパンとどれもコッテリしたものをアッサリと完食。カツカレーとか焼肉食べたいなぁ

ではでは、陽が完全に昇らないうちに走行開始!目的地は次のYHA(ユースホステル)があるHokitika(ホキティカ)まで130kmの道のりである

1日で130km以上進むというのは、長距離自転車旅行者の中でも、よく漕いでいる方だと思う。私自身も、100km以上ならそこまでシビアに考えないが、130km越えとなると事前に調べたりする事が多い

※美しい

何を調べるのかと言うと、何処がフラットな道か、何処が坂道かどうか等、道についてである。

しかし、道なんてのは地図をいくら見たって、実際に走行してみなきゃわからんのも事実。

こういう雄大な景色も地図上では分からない

川の色が水色とかも分かりゃしない

※スタートから40km地点 Hari Hari(ハリハリ)の町

で、話を道に戻すと、今日の道は前半戦はすごく快適で楽である。昨日が意味不明な峠を3回も走り終えただけあって、身構えていたが、随分と走りやすいではないか。

※牛も山も空も映える

12時直前で60kmもの距離を進んだのは、NZ来てからは初めてである。やっぱりフラットな道だとグイグイ進むね

その後は、Lake lanthe(ランザ湖)を左手に通過。

別角度。おちおちしているとサンドフライどもが身体中を飛び交うので手短に。

湖を抜けてからは怒涛のアップダウン。おそらく、この坂が朝イチで登場すれば文句なく登れただろう。…が、既に90km近くも走った後の上り下りは実にしんどい。

金の採掘場所で有名だったRoss(ロス)の町は素通り

あと10kmでゴールなのに、漕いでても永遠に長く感じてしまうほど疲れてきた。どこが疲れたかというと、脚でもなく腰でもなく肩でもなくお尻でもない。じゃあどこが疲れたかというと手の平である。

※日没前にホキティカ着!

もうね、完全に手の平がジンジンして痛いのなんのって。

まずは、ホステルに泊まる前に食料の買い出しへ

で、肝心のユースホステルへ。

聞くと、自転車旅行者割引は出来ないとのこと。何故かというと、今夜のゲストは私1人で割引しちゃうと採算合わないかららしい。そもそも、ここは正規のユースではなくて、フランチャイズなユースらしい。なので、自転車旅行者割引はウチではやってないとのこと。!正直、正規の値段31NZ$(約2,408円)で泊まる気は無いなぁ。

すると、「近くの有料キャンプ場は最近オープンして、綺麗だからそっちをオススメするよ」と言われたので、急遽そちらへ

2kmほど先にHoliday Park(ホリデーパーク)と呼ばれるキャンプ施設へ!

※バス・トイレ完備!

ふぅ。とりあえず、シャワーで身体を温めて今日の疲れを癒やす。手の平も痛むが、ホテル探しでつまづいたので更に疲れたなり

※リビングルームも大きくて広い!

シャワー浴びた後は、誰もいないこの部屋でネット。充電プラグはあるので同時に充電も。

※なんとドライ(衣類乾燥)ルームもある!

靴下とタオルを洗って乾かしておく。

Wi-Fiは500MBと制限付きであるが、速度は良好!テント泊で18NZ$(約1,395円)するが、本日泊まるはずだったYHAの割引後の料金よりも安く済んだからヨシ!それにしても、自転車旅行者割引きに関して、再度トラブルに逢いたくないので、事前に数カ所のユースに自転車旅行者割引の可否についてのメールを送った。こういうのは事前に調べておく方がスムーズなのを、本日学んだ次第。

NEW WORLD Hokitikaにて(Beefs,Bread,Mushrooms,Choco) 26.5NZ$(約2,054円)

Hokitika HOLIDAY PARK Tent Site 18NZ$(約1,395円)

合計 44.5NZ$(約3,450円)

走行距離 138.1km

積算距離 19195.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。