峠が3つあるサプライズ6/12ニュージーランドday12

※ただの道だけどね

Sandflies(サンドフライ)に刺されると、どうなるかだって?とりあえず患部が痛痒くて、赤く腫れだします。刺される瞬間はほんの少しチクリッときます。そんな迷惑な存在がNZの水辺や湿度の高そうな場所には必ず生息しています

と、いうわけでサンドフライ共が活動しない早朝5時にはテントを撤収。わかっていたけども、テントもグラウンドシートも全てビチャビチャ。今後もこの展開がありそうなので、慣れておく意味合いも込めて、無感情のままバッグ内に収める。(本当は思いっきり乾かしたい)

と、いうわけでのオン・ザ・ロード

※この朝焼けはッ?!

ロードと言えば、(英字は違うが) The Lord Of The Ring(ロード・オブ・ザ・リング)の第2章であるThe Two Towers(二つの塔)のHelm’s Deep(ヘルム渓谷)での戦いを思い出した。丁度、ガンダルフとローハン王国のエオメルとが、援軍に駆けつけるサンライズの場面を。あ、映画観てない人にはわからないネタです。

どんどん北へ北へと進む

40kmほど走って、Fox Glacier(フォックスグレイシャー)の町へ突入

ずーっと携帯の電波が入らない地域を走っていたが、町中にはSparkのWi-Fiスポットが用意されている。勿論、自動で接続されるのでSparkのSIMカード入れてて本当に良かった。それで朝からロクに何も食べてないのでここでご飯だ〜

※ベーコンいただき。

ちらほらと行き交う観光客をよそ目に、良い匂いを漂わせるサイクリストって目立つよね。「お?美味そうなもん焼いてるー」とか「こんなところで調理しやがって」とか色々思われているかもしれん。実のところ、何も思われていないのかもしれんが、インド人家族にはガン見された。

走行再開!事前に、この先のFranz Josef(フランツ・ジョセフ)の町まで、大きな坂道が2回〜3回あることは調査済み。その1回目の坂は単なる坂道と言うか、峠と言っても過言ではない道でして。なのに、頂上付近は何の標識も無し

※2本目の峠の頂上

1本目と同じレベルの峠道であった。グイグイ上って、ビュンビュン下るの繰り返し。結構な上りなので峠として名付けてはどうだろうか?

3本目は緩やかだけれど、それでも地味に上った。この後、町まで下り一辺倒で行けたら最高だな

※町の直前に架かる橋は絶賛工事中

否。下り坂の後も、緩やかな上りでした。荷物さえ無ければ、スイスイ上れるような坂なのだが、3本も峠を上った直後、緩やかな上りでさえもしんどいよ

お昼過ぎにはフランツ・ジョセフに到着!

Wanaka(ワナカ)から約280kmぶりに、まともな値段で物が買えるスーパーに行くことに!

肉や野菜類は高いが、NZ産のこのポテトチップスは安くて2NZ$(約155円)美味しい

たんまりと食材(今後の分も含め)をゲットしてから、YHA(ユース・ホステル)へ

自転車旅行者割引を利用して15NZ$(約1,164円)は安い!

最安値の部屋でも清潔感がすごい!ここ先進国のニュージーランドですよ?東南アジアの途上エリアにあるゲストハウスでは無しに。

自転車の倉庫は今は使えないらしいので玄関脇に駐輪(この方が便利)

さて、夕食は作る気力が湧かずに、スーパーで買ったパンやヨーグルトで。と、いうより夜間は寝るだけなのでそんなに栄養要らないでしょ?明日の朝と昼に確りと食べればそれで良し!

4 SQUARE Franz Josefにて(Breads,Eggs,Bananas,Yoghruts,Noodles,Ginger Beer,Snickers,Snacks,Paper) 29.7NZ$(約2,304円)

YHA Franz Josef 15NZ$(約1,164円)

合計 44.7NZ$(約3,468円)

走行距離 68.4km

積算距離 19057.1km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。