風と重力 Pt.10 ジャワチューバー3/9インドネシアday10

※ジャワ中部を縦断

朝はヤル気が満ちて、もう早くペダル漕いでこんな街出たいとかそういう気持ちでいっぱいの私。がっつり肩を組んで記念撮影したのは宿オーナーではなく、ジョグジャ(ジョグジャカルタの略称)に住むお客さん。

道中、ジャカルタに向かう自転車旅行者と出逢う。「金ないから恵んで」と財布の中身をわざわざ見せてくる手段を使われた。手助けできるならと少しばかりの額を渡す。事故らないように頑張ってね

タンデムに乗る若い女性とも遭遇!中指立てる元気さが良いね!この気概いただきます!

上り坂途中で朝食へ

斜面なのに、トレッキングポールとハンドルバー止めを駆使して駐輪!安定して停めれるのが嬉しい

とりあえずご飯は大盛り

足りないので麺も。

※どんどん漕ぐで!

写真の交差点を右折してしばらくすると、急角度の坂と遭遇。まさかこんな坂に出逢うとは…

上り切っての一先ずの下り。道がややこしい

新緑に囲まれて気持ちのいいライド。交通量は減ってくれたらもっと嬉しいが。

走行中、トラブル!もう毎日何かしらのメカトラブルである。ハンドル周りがグラついて仕方ない。赤マル部分を締める

これで、とりあえずはOKだろう

基本、上りを基調としたアップダウンが続く。ジャワ島中部は山が多く、インドネシア国内を縦断する時にはこのアップダウンからは逃れられないと思う

またしてもトラブル!!

今度はチェーンである。なんなんだ…。11,000km以上も交換せずにここまで来たから寿命だろうか。

整備場所に選んだスーパーの駐車場には、屋台が並んでて、そこのお兄さんからマンゴースムージを提供してもらった。ありがとうございます!

スムージーを飲みながらチェーンを切り離す。新しいチェーンを取り出すも、何故か新品チェーンを繋ぐのに必ず必要なコネクティングピンが見当たらない!なんでだオイ!

屋台のお兄さんに事情を説明して、彼のスクーターで2kmほど離れた場所にある自転車店まで連れて行ってもらう。そこの自転車店のオーナーに事情をジェスチャーで説明してピンをセットしてもらう

また、スーパーへ戻る。申し訳なさすぎてハンバーガーを買おうとするも、またしても「お金はいらないよ」と断られる。ありがとうございます。。(肩身が狭い)

なんかピンが緩めだけど、とりあえず取り付け成功!

屋台のお兄さんことFendiさん。仕事中なのにバイクで自転車店へ連れて行ってくれたり、バーガーやスムージーをご馳走になりまして本当にありがとうございます!

フロントディレーラーも無いので予め、軽いギアに合わせて走るとしよう

※ジョグジャまで約90km

どうやら前半戦でトラブルが続き、あまり距離を稼げなかったことに驚く。あと上り基調で遅いのは仕方ない

振動でバナナの皮がこんな感じでめくれる

そしてこの交差点を奥に進む

?!

一瞬見たときどんな見世物ショーかと思った

猿に悪趣味な被り物させて路上でパフォーマンスする男性。最初は「ワオっ!」と驚き、良いものが見れたと思ったが、なんだか怖いなと…。猿のためにチップを払う。

景色が一気に拓けて良い感じ!

やっぱり山側に突入すると景色は良くなるね

あの山越えるはず

ずーっと上り。合間に休憩

BAKSOと呼ばれる牛肉のミートボール入りのヌードル

上にのる肉は鶏肉。味付けもボリュームも安さも申し分なし!

ごちそうさまでした〜!

さて頂上に向かうにつれ、ポツポツの雨が…

後にザーザー降りとなる!!

しばらく滝のような大雨に降られ、全身シャワーを済ませる。何もかもビショ濡れ。…なのに頂上すぎると雨がピタリと止む!濡れ損ってやつじゃんか〜!俺の乾燥返してくれ!!

※標高600mくらいの位置

上った分だけ下りがある。下りの風でびしょ濡れの服が乾いていく。しかし、野良犬のような臭いがする自分…

マゲランという街につく頃にはすっかり夜!毎日夜まで走ってる!

米をチャージしたい

美味い!頼んだミロは水みたいに薄かったけど、ナシゴレンが美味しいから何も指摘しないでおく!

本格的に光らせてセーフティーな走行を心がける。本来、白色LEDを後方に配置するのは日本ではダメなのだが、ここはインドネシア。そんなの関係ない。下りで飛ばしてくる車やバイクに自分をアッピールすることの方が大事さ。

※コンビニ前でケバブ食う

後の下り基調は快調に進んだ。いや〜山越えは辛い分だけ楽しいよ!

宿に到着したのは、なんだかんだ21:30ごろ。疲れたのでシャワー浴びてそのままベッドへなだれ込むように眠る。明日はどうしてもチェーンの再チェックとフロントディレイラーの新調をしたいと思う。ギアが軽いのとチェーンの調子がやっぱり何処かおかしい。

インドネシア人にチップ 5千ルピア(約39円)

朝食 2万ルピア(約155円)

昼食 ご馳走に授かる

SUPER INDOにて バナナ 6.5千ルピア(約50円)

猿芝居にチップ 1万ルピア(約77円)

BAKSO AYAM(with Orange Juice) 1.2ルピア(約93円)

夕食 2万ルピア(約155円)

ケバブ 1.6万ルピア(約124円)

宿 5.3万ルピア(約411円)

合計 14.25万ルピア(約1,104円)

走行距離 124.3km

積算距離 11271.2km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。