漕ぐよりも宿探しが難しい〜9/12中国10日目

※中国国内で有効な身分証作りに警察署に連れてかれる私

4:00起床。日産TEANAにトランスフォーマーロゴが浮いてる。。

7:00出発、今日は福鼎(フディン)市まで!

雨の予報が曇りでラッキー!

カフェオレ色の川。今日は快調に進む。

大好き中国石化(SINOPEC)

トイレ借りて軽く糖分補給

 

そのあとの嫌〜な段差。写真では伝わりにくいが結構な段差で体全体に振動がくる。

この段差がある箇所が結構続く

ガタンッッ!!

可愛い子犬を背にして、、

中国人のサイクリストと遭遇!言葉は通じないがお互いの辛さがわかるのか親近感が湧く。この装備で香港近くの深センまで行くとのこと。

そんな彼とはお別れをして残り56kmとなった福鼎までもう半分!早い!

12:00 昼食

牛肉面である。あっさりスープに、、、

猪肉の辛いのをトッピング。かなり辛くて顔から汗がこんなに出るとも思わなかった。

高速道路入り口近くで露天商を営む現地のおばあちゃん

一つ一つを丁寧に作ってらっしゃる

よし!うまそう!買う!3元(約50円)

美味しい!これに似たのは日本にはないかな〜 揚げパンとは違ってお好み焼きを挙げたような感じ

こちらも卵である。

煮卵。安くて美味しい。1.5元(約25円)この後、揚げお好み焼きをもう一枚買う

月餅で有名な町を通過、、

山道をぐいぐい登り、、、(遠くに霞むは高速道路)

G104号線 2000??

2000ってのは起点からのkm表示なのだろうか。

長い山の上り坂を終えると福建省に突入である。もう汗ダラダラ

一気に下りを終え、福鼎市街へと入る。この時16:00

それなりに賑わう

探してたフルーツはこれかな?剥いてもらったがまだ食べておらず

自転車が目立つせいかやたらと地元民の視線を集める

人力171

結構自転車屋さんが多くて街に自転車乗りも多く見かけた。ロードバイクは一人だけで後はみんなMTBだった。

さてと、今日は早くついたから早めにチェックインしてゆっくりしよっと。

ホテル名:Hanting Express Ningde Fu Ding Branch

と思いきや外国人を理由に政府からの指導でここには泊めれないと言われた。Booking.comでそこ確認してOKだったので予約したのだが。そして代わりの案として5つ星ホテルをオススメされる。一人旅なのにそんなとこ泊まれない。贅沢の旅ではない。友達のハダさんにも通訳してお願いしたところどうも無理らしく断念して2件目へ。ハダさん通訳の電話ありがとうございます。

2件目の店主曰く「パスポートじゃだめ。政府発行の身分証いるから今から作りに行くぞ」と。(あの〜私は日本人だから無理かと。。)ダメ元で人生初の電動自転車に乗せてもらい警察署へ。

意外に快適!結果としては無理で警察署員も皆口々に五つ星ホテルに泊まれという。

まあ、それから件の五つ星ホテルに1泊の値段を聞きに行ったのです。日本円で6,000円なので別に払えるけど こんな旅をしてる自分一人でそんな良いとこ泊まりたくない。それから8軒の宿に交渉したが外国人お断り。で、食事をしてる若者に安いホテルはないのか尋ねた。

英語が話せるスティーブン君(age17)若い!彼曰く、うちに泊まりなよって。ええええええええええ!?

そして福鼎市にしかない地元食をご馳走されることに!

ごちそうさまでした。ありがとうございます。豚肉団子スープかな?パクチーと酸味のあるスープが爽やかである。食事中、泊めることは無理だと彼の母がメッセージを送ってきた。曰く「それは社会悪」だからだそうだ。その意味は深く、どうとでも捉えれるわけだが私はこれで良かったのだと安心した。好意を寄せてくれたスティーブン君の気持ちだけでも嬉しかったのだし、何せここでは私は異邦人で放浪者に見えるのは致し方ないこと。そしてどの宿も五つ星ホテルしか代替案を出さないので意地でも他を探すことに。

あった。

DONG YUAN HOTEL 258元(約4,349円)

高いのは高いのだが、、、21:30にやっと宿確定。

高いなりに広くて綺麗

とりあえず休もう

まさか宿探しでここまでつまづくとは思わなかった。漕いだのはオマケで宿探しが本番だったような1日を終えて就寝。

昼食 10元(約169円)

揚げお好み焼き 2枚 6元(約101円)

煮卵 1.5元(約25円)

おそらく探してたフルーツ 12元 (202円)

宿 258(約4,349円)

合計 287.5元(約4,846円)

移動距離 134.5km

積算距離 791.1km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。