“自由になりすぎるな”12/15カンボジア3日目

※暗黒時代のクメール・ルージュ統治下のカンボジア(カンプチア)を象徴。おびただしい数の犠牲者達の骸である

自分にとって海外旅行を自転車で旅していて良かったなと思うことは、先入観や違和感など払拭して色んなモノ・コトへ挑戦しようと意欲が増したことである。

※美味しい食堂の条件の一つ。屋外キッチン

それも全て平和な時代を生きているからこそ謳歌できるというもの。ましてや、なんだかんだ素晴らしい国・日本で生まれたことにより、こうして様々な国で旅行が出来ている。

朝から自分の”自由”な行いに関して、ものすごく恵まれていると実感。もう自転車旅なんてのは本当に道楽です。こうシミジミと再認識してしまうのはカンボジアで決して見過ごせない負の歴史をこれから感じてくるからである。

ここから先は【番外編】として別リンクにて記述します。残虐な描写や表現などに耐性の無いかたはご遠慮下さい

トゥール・スレンを出た後に、街を見渡しながら、随分と発展を遂げたものだなぁと感心。イオンモールに向かう途中、ローカル食堂へ向かう

座席が全て前を向いている。少し変わったタイプの食堂である。各テーブルにPCが並べばネットカフェみたいだ。

毎回同じようなご飯だが、お店を変えてるので飽きない。カンボジアのご飯も私の胃を毎回満足させてくれる。

さて、ほど近くのイオンへ。

日本と何ら変わらない造りである。物価安いのに慣れてしまって、色々な商品のプライスタグを見る度に驚愕。日本のお菓子とか日本で買う3倍の値段表記で目眩が…。

最上階フロアにはスケートリンクが。

映画館もあるし、スターウォーズの新作でも観ようかなと思ったが、金曜から日曜にかけては鑑賞料金が割増しなので止めておいた。完全に節約思考になってきている自分にビックリ。

節約もするが、イオン内で消費しても何も面白みがない。外の屋台でヤキソバをオーダー。

※こうして美味しい出来立てヤキソバを食せる有り難さと言ったらもう。

そう言えば今朝からiphone7で写真を撮っているのだが、可もなく不可もなく。便利かと言われれば「うん・・・。まあ、そうかな?」程度でやはり壊れたSONYのデジカメが恋しい。

※絵面はあまり綺麗ではないが、味は抜群なのだ。このチープなちぢれ麺のインスタント感も非常に評価したい。

ご飯関係を撮影の時もデジカメの方が写りが美味しそうに撮れるし。スマホだと立体感が無くてノッペリとしている感じ。うまく言えないけど不満なのだ。

※帰りがけにフランスからの独立を果たした時の記念碑を眺める。

実のところ、今朝SONYのデジカメを再購入。新品はこの道中はアホらしいので中古で充分。実家からタイのバンコク入りする時に送ってもらおうと思う。Yahoo!ショッピングの”5″のつく日のポイントアップDayがすごく役立った。有り難や。

日中は暑く太陽の陽射しも照りつけ感が強い。よって冷たいスイーツがこの時は役に立つ。地元民に教えてもらったアイスを食べるため休憩。

宿の前にもデザートの売り子さんが。この際だからまだ食べようと思う。

って氷が無しだったのでこれは生温く微妙だったな〜。不思議と写真からも微妙感が醸し出されているから写真って面白い。

さて、夜になったので遅い夕食へと再出発。

屋台のある交差点で立ち止まっていると、人の良いお姉さんが勧誘してくる。チャーハンあるってことでオーダーするも、何と作り置きを提供された。屋台で作り置きはやめてくれよ〜〜。そのまま完食したけどさ。

消化不良起こしそうな不満を抱えて、ピザ屋の屋台へ。ケイティ・ペリーという名前のピザ屋だ。場所はパスツール・ストリートとして知られる51通りと172通りとの交差点の脇にある。近くに工事中のゴールデンソリヤモールがある。

うお!なんか本格的!屋台でもここは本気度が違う!

日本人も多く来るのだろうか?私を見るや否や「こんにちは」と挨拶してきたお兄さん。

PM9:00オープンということでまだ店はガラガラ。私が一番乗りである。

頼んだのはマルゲリータピザ(小さいサイズ)

一見するとバジルが見当たらなくてこれのどこがマルゲリータかと突っ込みたくなる。

が、待って!

とんでもなく美味しい!

マルゲリータはモッツァレラチーズを使うが、ここのは明らかに違う。チーズが濃いのだ。なんていうかチェダーチーズ?この際、美味しいし何チーズでも良いや。ケイティ・ペリー流のマルゲリータだろう。チーズ好きには堪らない。美味しい。

値段も2.5$(約281円)とピザにしては安い!!

周辺は歓楽街なのだろうか。薄汚れた雰囲気の区間である。私は自転車だから良いけど夜間は歩きたくはない。そんな所にこんな良い屋台があるとは。

宿に戻ると、アバターが上映されていた。いいよね、アバター。早く続編完成してほしいよ。

本日も自由にフラフラと走り回り、好き放題、言いたい放題だがトゥール・スレンで見てきた現場が脳裏から離れない。特に独房に書かれた標語の1つの”自由になりすぎるな”がヒドく私の心に突き刺さった。。

ちなみに明日は早朝から”キリング・フィールド”というトゥール・スレンから連行された人々の処刑場となった場所へ行く。

その為に自転車を事前点検したのだが、何とフロントキャリアにヒビが見つかり、破損してるじゃないか!これで明日の仕事として急遽、溶接修理してくれる場所を探すことに。

そう言えば決定的な要因を思い出した。ホーチミンで信号待ちから発進した際に、フロントバッグとバイクがぶつかった時のこと(笑)その他にも、フロントバッグに荷重をより多くかけているのでそれが負担となったのだろうな。

朝食 5千リエル(約138円)

トゥール・スレン虐殺博物館(with日本語オーディオ) 8$(約898円)

駐輪場代 1千リエル(約28円)

昼食 4千リエル(約111円)

イオン駐輪場代 1千リエル(約28円)

焼きそば 4千リエル(約111円)

チャム(アイス) 4千リエル(約111円)

カンボジア式チェー 2千リエル(約55円)

フライドライス 6千リエル(約167円)

マルゲリータ 2.5$(約281円)

アイス 1.05$(約118円)

合計 2,046円

※ANZ Royal BANKからの引き出し 150$(18,027円)

走行距離 16.4km

積算距離 6862.5km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。