至る所に段差トラップ12/14カンボジア2日目

※誰の謀らいじゃコラ

ご覧の通り、$とリエルが混ざり合ってワケわかんない私の財布事情。ここは整理整頓をして少しでもスムーズに会計をしていきたい。

ジョージ・ワシントン1人に対して現国王のノロドム・シハモニが4人(500リエル札×4枚)と前国王の故・ノロドム・シハヌーク(1000リエル札)が同じ戦闘力。いわばカンボジア国内では1$=4000KHR(リエル)と同じ通貨価値である。ジョージ氏強し。

まあ、そんな現国王のシハモニ氏をシハヌーク前国王で優しくお包みしてあげて、これで”1$”として気軽に使えるってもんよ。

財布が綺麗に整理されてからの朝食へ。昨夜も行った食堂で同じチャーハンをオーダー

おいおい。おっ母(か)さん。アレ忘れてますぜ?

そーそー。このチリソース!

そーそー!このスープ!にんにくチップが良い味なんだわ

やっぱり美味しいカンボジア飯。朝から幸せです

本日はすでにBooking.comにて宿を予約したので何としてでも首都のプノンペンへ!

距離にして120〜130kmほどであるが、平坦路なのに向かい風で思うようにスピードにノらない

カンボジアでのサトウキビジュースも飲んでみる

すごいワイルドに絞ってくれてます

サトウキビのお兄さんは適正価格で売るつもりなのだが、路面にある肉屋のオバンが「高く売れ、高く!」みたいな口調でヤジを入れてくる。それでもお兄さんが1千リエル(約28円)の適正価格で売ってくれたので助かった。その時のオバンは「あ〜あ・・・」みたいな顔つきで呆れてましたわ。

ボッてくる人も入れば、正直な人もいるよね。って事でガソリンスタンド併設の売店で手作り感満載のアイスキャンデーを購入。手前はマンゴー味ではなくて、まさかのドリアン。

ココナツベースの味にバナナがぎっしり。このアイスが本当にめっちゃ美味しくて。。色んなところで探すも無いんだよなぁ。あと5本くらい食べてたら良かったぁ

途中の道端で、お昼へ

シンプルに豚の角煮をチョイス!

プノンペンが近くなるにつれ、建物も大きく立派になってきた。

遠くに見える橋は日本の経済援助の基に10年以上もの月日を経て完成した”TSUBASA橋”である。

完成したのは2015年!なんとごく最近の話ではないか!完成前はフェリーによるピストン運行で人々と物流の運搬を担っていた。しかも繁忙期は7〜8時間も乗船待ち時間が発生したというから、如何にこの橋の恩恵に授かれることが幸せなことか。

日本とカンボジアの共同で完成したこの橋を今上る。

日の丸が誇らしい

地元民は親しみを込めて”スピエン・ツバサ”と呼んでいる。”スピエン”とはクメール語で”橋”を意味するのだが、その他にも日本の協力の下に2001年には既に”スピエン・キズナ”なる橋も完成させていた事には驚くばかりだ。

雨季になると、この広大なメコン川も水かさが7mも増して、しかも急流になることから建設工事はいかに乾期の間に進めれるかが勝負だったとのこと。

両国民に感謝です。こうしてスムーズに通れてます。

雲行きがいきなり怪しくなってきた。。

その後も、いくつか小さな(本当に小さな)橋も通ってきたが、それら全てに日の丸が刻印。カンボジアの新500リエル札には日の丸もプリントされているし、ツバサ橋やキズナ橋も書かれている。なんなら車の画もよく見たら日本車だったりする(日産JUKE)

ちょっっとだけ小雨がパラついてきたが、気にせず走る

平坦路故に道路上には減速するよう凸凹の段差区間が準備されている

しかし、効果はナシ。構わずフルアクセルで通過する現地の車

バイクはどうだ?

減速しませ〜〜〜ん

意味ないじゃん、この段差。減速しているのは公道上の最弱な乗り物である自転車だけってどうよ?

ひたすら通ってるこの国道1号線も日本の協力の下に整備されたみたいだが、段差は要らんでしょ。。

対向車線上に久しぶりに他の自転車旅行者を見かける。大変そうねぇ。と他人事ながらいつもそう思ってしまう。尚、中国国旗を掲げていたのでチャイニーズだろう。

で、変色で育てていたバナナが熟れすぎたのか、傷みすぎたのか、ブニブニ状態に。

これが恐る恐る食べると超美味い!依然として緑色なのに何故ってくらいコクと甘さがある!

バナナを一気に消費して走行開始!ん?

路肩の線まで段差かよ!

完全な自転車乗りイジメの国道1号線。何回もガタガタな振動を受け続けてオケツ痛い

そんなネガティブ思考もカンボジアの美味しいスイーツで脇に置くとしよう

AIA・・・??

そのまま写真を撮る余裕もないほどのバイクの洪水に押し流されて宿へ到着!

宿はこちら

ホテル名:Central Towers HOSTEL

漕ぎ疲れた今の私の状態

チーーーーーーーーーん

3泊分で3$(約337円)と超激安!Booking.comのセールだったのかな?いやあ。安い。

設備もベッドもこの際文句は言いません。充電もできる・温水シャワー浴びれる・荷物運びやすいようにエレベーター設置だし良いとこ尽くし!

建物全体はまだ完成ではないのだろう。所々が工事中である。でもそんなの全然問題ナシ!寝れればOK

そんな宿近くにセントラルマーケットもある。ロケーションも都市の中心部で文句無し!

実はこの写真の撮影を最期に使っていたSONY RX100M3のシャッターボタンが押せない・AF(オートフォーカス)が合わないなど各種トラブルが発生。おそらく本日の尋常じゃない段差トラップによる悲劇が引き金になったと思われる。段差を考案した人達は、スピード超過や居眠り運転防止の為に事故を起こさないための配慮で段差を設置したと思うのだが、回り回って私のデジカメが事故ってしまった。いや、そもそも段差のせいかどうかは100%とは言い切れないが。明日からiphone7で撮影の日々ですな。

朝食 6千リエル(約166円)

サトウキビジュース 1千リエル(約28円)

ココナツバナナアイス×2個 2千リエル(約55円)

ドリアンアイス 1千リエル(約28円)

昼食 5千リエル(約138円)

カンボジア式チェー 1千リエル(約28円)

宿(3泊分) 3$(約337円)

夕食① 5千リエル(約138円)

夕食② 4千リエル(約110円)

コンビニ 1.05$(約118円)

バナナ、プリングルス、メロンアイス 4.28$(約481円)

合計 1,627円

走行距離 124.6km

積算距離 6846.1km

ABOUTこの記事をかいた人

人生百年計画を軸に、自分の人生を謳歌すべく奮闘中。自転車はイジるだけではなく、専ら道具として乗り倒す側である。キャンピング・旅行用としての自転車、生活に根ざした自転車が好み。他人とのレースや競うことは好まず、のんびりと漕いで、どっしりとした重量のある自転車が好き。軽量な自転車が持て囃される中、時代の逆をいく考えだが、荷物のある自転車でトレーニングを兼ねて日本も海外も定期的に周りたい。何処を目指しているのかわからないが、凡人故に動き続けていくしかないと思っている。